青学経営学部 志望理由|推薦と2学科別例文
青学経営学部の志望理由|推薦と2学科別例文
青山学院大学経営学部は2学科構成(経営学科・マーケティング学科)です。マーケティング学科を経営学部内の独立学科として設置しているのは私立大学の中でも少数であり、「マーケティングを経営の核心として研究したい」受験生への有力な選択肢です。
「経営に興味がある」という動機では評価されません。**「2学科のどちらを選ぶかの根拠と、経営・マーケティングの学術的問い」**が合否を分けます。
この記事の結論
- 青学経営学部の核心は「2学科選択の根拠+経営・マーケティングの問い+建学精神との接続」
- マーケティング学科は独立学科として設置——明治・立教経営との最大差別化軸
- 「経営に興味がある」「将来は経営者になりたい」だけでは落ちる
- 明治経営(公共経営学科)・立教経営(国際経営学科)との書き分けが必須
目次
2学科の特徴と選び方
| 学科 | 学びの中心 | 向いている問い |
|---|---|---|
| 経営学科 | 経営戦略・組織行動・財務・イノベーション・アントレプレナーシップ | 「なぜ日本企業はイノベーションが生まれにくいのか」「スタートアップの成長を阻む組織的要因は何か」 |
| マーケティング学科 | 消費者行動・ブランド論・マーケティング戦略・デジタルマーケティング・流通 | 「なぜ機能的に同等な商品でも、ブランド認知の差が購買決定を左右するのか」「デジタルマーケティングはオフライン購買行動をどう変えたか」 |
マーケティング学科の特徴:多くの大学ではマーケティングは経営学科の1分野として学びますが、青学経営学部では独立学科として設置されています。「マーケティング現象の深い研究に特化したい」受験生に向いています。
選考内容
| 方式 | 選考内容 | 評定目安 |
|---|---|---|
| 指定校推薦 | 志望理由書+面接(学科別) | 3.8〜4.0程度 |
| 公募推薦 | 志望理由書+面接 | 学校により |
面接では「なぜ経営学科かマーケティング学科か」「入学後の研究テーマ」「なぜ青学経営学部か(明治経営・立教経営ではなく)」が頻出です。
2学科別志望理由と例文
経営学科向け
例文を見る(Before → After)
Before例(約80字)
経営に興味があります。将来は起業して自分のビジネスを持ちたいと思い、青学経営学部を志望しました。
なぜNG:「経営に興味がある」「起業したい」は問いではない。「なぜ2学科のどちらかを選んだか」の根拠もなく、「青学経営でなければ研究できない問い」が示されていない。
After例(改善版・約250字)
「なぜ日本の大企業は新規事業開発に多額の投資をしながら、スタートアップと比べてイノベーションが生まれにくいのか」——高校のビジネスコンテストで大企業とスタートアップの組織的差異を研究した際に持った問いです。リスク回避の組織文化と予算承認プロセスの硬直性が主因という仮説を持っています。
青山学院大学経営学部経営学科では「経営戦略論」「組織行動論」「イノベーション・マネジメント」を通じてこの問いを研究し、将来は大企業の事業開発部門または経営コンサルタントとして、組織変革と新規事業創出を支援することを目指します。
マーケティング学科向け
例文を見る(Before → After)
Before例(約80字)
マーケティングに興味があります。将来は広告やブランドに関わる仕事がしたいと思い、マーケティング学科を志望しました。
なぜNG:「マーケティングに興味がある」「ブランドに関わりたい」は問いではない。マーケティング学科を独立学科として選ぶ「研究テーマの必然性」が示されていない。
After例(改善版・約250字)
「なぜ同じ味・品質の製品でも、特定のブランドへのロイヤリティが形成され、価格プレミアムが持続するのか」——アルバイト先のコーヒーショップで価格差を超えたリピーターの行動を観察して持った問いです。ブランドへのアイデンティティ投影という消費者心理が鍵という仮説を持っています。
青山学院大学経営学部マーケティング学科では「消費者行動論」「ブランド論」「マーケティング・リサーチ」を通じてこの問いを実証的に研究し、将来は消費財メーカーのブランドマネージャーとして、ブランド価値の持続的構築に携わることを目指します。
よくある失敗パターン5選
パターン1:「経営に興味がある」「起業したい」で終わる → 2学科のどちらかを選び、「経営・マーケティングのどの問いを研究したいか」を具体的に示す。
パターン2:マーケティング学科を「広告を学ぶ学科」と誤解する → マーケティング学科は広告制作を学ぶ場ではなく、「消費者行動・ブランド・市場メカニズムを学術的に研究する」学科。「広告を作りたい(制作)」ではなく「マーケティング現象を研究したい(研究)」視点が必要。
パターン3:明治経営(公共経営学科)・立教経営との差別化ができない → 明治経営は公共経営学科(NPO・行政)が固有軸。立教経営は国際経営学科(英語で経営)が固有軸。青学経営はマーケティング学科独立という固有軸で書き分ける。
パターン4:慶應商学部との書き分けができない → 慶應商は論文テスト×ゼミ制度が特徴。青学経営は「マーケティング学科の独立学科」と「Be Faithful建学精神」が差別化ポイント。
パターン5:建学精神との接続がない → 「誠実な経営・マーケティング(消費者に誠実な価値提供)」という文脈でBe Faithfulと接続できます。
推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール
| 時期 | 取り組むこと |
|---|---|
| 出願4ヶ月前 | APを読む・2学科の違いを調べ・自分の問いがどちらに合うかを確認 |
| 出願3ヶ月前 | 骨子を作成(問い→経験→研究計画→将来像)・「なぜこの学科か」を明確にする |
| 出願2ヶ月前 | 第1稿完成・「なぜ明治経営・立教経営でなく青学経営か」を面接で即答できるか確認 |
| 出願1ヶ月前 | 最終化・面接練習(2学科の違いを30秒で説明できるか) |
| 出願2週間前 | 全書類最終確認・字数・誤字脱字チェック |
志望理由書に必ず入れる4つの要素
1. 問い:経営・マーケティングの学術的問い(「なぜ○○が起きているのか」の形で)。
2. 経験:その問いを持つようになった体験(ビジネスコンテスト・アルバイト・調査活動等)。
3. 研究計画:志望学科の固有科目・ゼミを活かした計画。固有名詞を2つ以上。
4. 将来像:企業・コンサル・研究者等の具体的な職種と取り組む問題。
セルフチェックリスト
| # | チェック項目 |
|---|---|
| 1 | 志望学科(経営学科 or マーケティング学科)が明示されているか |
| 2 | 経営・マーケティングの「問い」が問いの形で書かれているか |
| 3 | マーケティング学科志望者:「研究視点」の問いになっているか(制作志望でないか) |
| 4 | 「経営に興味がある」だけで終わっていないか |
| 5 | 建学精神「Be Faithful」との接続があるか |
| 6 | 明治経営・立教経営・慶應商との書き分けができているか |
| 7 | 将来像が職業名+研究・業務まで書かれているか |
| 8 | 学部固有の科目への言及があるか |
| 9 | 高校時代の経験から問いが導出されているか |
| 10 | 青山学院大学経営学部APを読み、応答しているか |
よくある質問
Q1: 青学経営学部と明治経営学部・立教経営学部、志望理由書はどう変わるか 明治経営は公共経営学科(NPO・行政)が最大差別化軸。立教経営は国際経営学科(英語で経営を学ぶ)が軸。青学経営はマーケティング学科の独立学科という固有性が最大の書き分けポイントです。「マーケティング現象を深く学術研究したい」なら青学経営が最もフィットします。
Q2: マーケティング学科から広告・マーケティング職への就職は有利か マーケティング学科卒業生は広告代理店・消費財メーカー・小売・ITマーケティング職への就職実績があります。「マーケティングの理論と実証を学んだ強み」は、データドリブンなマーケティング職で特に評価されます。
Q3: 経営学科とマーケティング学科、入学後に変更できるか 基本的にできません。出願前に「自分の問いが経営戦略・組織(経営学科)かマーケティング・消費者行動(マーケティング学科)か」を確認してください。
青学経営学部の志望理由と建学精神の接続方法
青山学院大学の建学精神「Be Faithful(神の前に誠実であれ)」と経営学部の研究を接続する3パターン:
パターン1(消費者への誠実さ型) 「マーケティングは消費者を操作する手段でなく、消費者の本質的なニーズに誠実に応える価値提供の学問だと考えています。『Be Faithful』——相手に誠実に向き合う——という精神は、消費者行動を誠実に研究するマーケティング学者の姿勢と重なります。」
パターン2(組織への誠実さ型) 「組織の中で権力や利益に屈せず、正しいと信じる戦略を誠実に追究する経営者・研究者でありたいと考えています。『Be Faithful』の精神が、誠実な経営研究者としての職業観の核心です。」
パターン3(社会への誠実さ型) 「ビジネスの目的は株主利益だけでなく、社会への誠実な価値提供にあると考えています。社会課題を解決するビジネスモデルを研究する軸に、青学の『Be Faithful』精神が重なります。」
青山学院大学全体の入試戦略は青山学院大学 志望理由ガイドを参照。
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本記事の情報は2026年5月時点のものです。必ず青山学院大学経営学部公式サイトの最新募集要項をご確認ください。
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