志望理由書

青学国際政治経済学部 志望理由|推薦と3学科別例文

学部別

青学国際政治経済学部の志望理由|推薦と3学科別例文

青山学院大学国際政治経済学部は3学科構成(国際政治学科・国際経済学科・国際コミュニケーション学科)です。「国際政治経済学部」という学部名を持つのは青学が代表的な私立大学の一つで、3学科を1つの学部でカバーする構成が差別化軸です。

「国際問題に関心がある」「英語を使いたい」という動機では評価されません。**「3学科のどれを・なぜ選ぶかの根拠と、国際政治・経済・コミュニケーションの学術的問い」**が合否を分けます。


この記事の結論

  • 国際政治経済学部の核心は「3学科選択の根拠+国際問題の学術的問い+建学精神との接続
  • 「英語が得意」「海外に興味がある」だけでは全方式で落ちる
  • 地球社会共生学部との違い:国政経は「政策・制度・経済理論」が軸、地球社会共生は「現場・共生・フィールドワーク」が軸
  • 3学科の違いを説明できることが指定校・公募推薦でも必須

目次


3学科の特徴と選び方

学科学びの中心向いている問い例
国際政治学科国際関係理論・外交政策・安全保障・国際機関・比較政治「なぜ国際条約は遵守されないことがあるのか」「民主主義はなぜ後退しているのか」
国際経済学科国際貿易・国際金融・開発経済・グローバル経済政策「なぜ自由貿易は特定の国の雇用を壊すのか」「為替政策はどこまで有効か」
国際コミュニケーション学科異文化コミュニケーション・国際メディア・言語政策・文化外交「なぜ国際交渉では共通言語(英語)を使っても文化的誤解が起きるのか」

3学科の選択基準

  • 「国家・国際機関・外交のメカニズムを研究したい」→国際政治学科
  • 「グローバル経済の仕組みと不均衡を経済学で分析したい」→国際経済学科
  • 「言語・文化・メディアを通じた国際コミュニケーションの問いを研究したい」→国際コミュニケーション学科

選考内容

方式選考内容評定目安
指定校推薦志望理由書+面接(学科別)4.0前後
公募推薦志望理由書+面接(英語力証明書を求める場合あり)学校により

面接では「なぜこの学科を選んだか」「他の2学科ではなくなぜか」「入学後の研究テーマと研究計画」が必ず問われます。


3学科別志望理由と例文

国際政治学科向け

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

国際政治に興味があります。将来は外交官として日本の国際地位を高める仕事がしたいと思っています。

なぜNG:「国際政治に興味がある」「外交官になりたい」は問いではない。「どの国際政治問題を研究したいか」という学術的問いがない。


After例(改善版・約250字)

「なぜ国連安保理の常任理事国は、人道的危機に際しても拒否権を行使し続けることができるのか」——国際機関の機能不全を調べる中で持った問いです。国家主権と国際規範の対立が制度的に解消されていないという構造問題を、国際関係理論(リアリズム×リベラリズム)の視点から研究したいと考えています。

青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科では「国際関係論」「安全保障研究」「国際機構論」を通じてこの問いを研究し、将来は国連機関または外務省で、国際秩序の制度設計に携わることを目指します。

国際経済学科向け

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

グローバルな経済問題に関心があります。将来はビジネスの世界で国際的に活躍したいと思っています。

なぜNG:「グローバル経済に関心がある」「国際的に活躍したい」は問いではない。国際経済学科での研究テーマが示されていない。


After例(改善版・約240字)

「なぜ自由貿易協定(FTA)の締結は、締結国全体のGDPを増加させながらも特定の産業・労働者に集中的な打撃を与えるのか」——国際貿易の分配問題を調べて持った問いです。貿易利益の偏在と補償政策の不全を、国際貿易理論×実証経済学で分析したいと考えています。

青山学院大学国際政治経済学部国際経済学科では「国際貿易論」「開発経済学」「計量経済学」を通じてこの問いを実証的に研究し、将来は経済産業省または国際機関(WTO・IMF)で貿易政策の設計に携わることを目指します。

国際コミュニケーション学科向け

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

英語が得意で、異文化コミュニケーションに関心があります。国際的なコミュニケーションを学びたいと思っています。

なぜNG:「英語が得意」「異文化コミュニケーションに関心がある」では立教異コミュ・上智外国語と区別できない。「国際政治経済という文脈でのコミュニケーション研究」の必然性がない。


After例(改善版・約250字)

「なぜG7サミットのような多国間外交では、共通語(英語)で交渉しているにもかかわらず、文化的・価値観的な断絶が合意を困難にすることがあるのか」——模擬外交交渉の経験から持った問いです。言語は共有しても「価値観フレーム」は共有されていないというコミュニケーション論的問題意識があります。

青山学院大学国際政治経済学部国際コミュニケーション学科では「国際コミュニケーション論」「メディアと政治」「異文化間交渉論」を通じてこの問いを研究し、将来は外務省の広報文化外交担当または国際メディア機関で、国際社会の相互理解促進に携わることを目指します。


よくある失敗パターン5選

パターン1:「国際問題に関心がある」「英語が得意」で終わる → 3学科のどれを・なぜ選ぶかの根拠と、国際問題の学術的問いが必要。

パターン2:3学科を選ばずに「国際政治経済学部」全体を志望する → 出願時に学科を選択する。「3学科を全部学びたい」は学科研究ができていない印象を与える。

パターン3:地球社会共生学部と混同した内容を書く → 地球社会共生は現場・共生が軸。国際政治経済は理論・政策・制度が軸。「なぜ地球社会共生学部でなくこの学科か」を面接で即答できるよう準備する。

パターン4:「将来は国際的な仕事に就きたい」で終わる → 国際系のキャリアは多くの学部で実現できる。「国際政治経済学部でなければ研究できない問い」と「それを活かした具体的な職種」を示す。

パターン5:建学精神との接続がない → 「Be Faithful(誠実な探究)」は、国際問題を感情論や表面的な理解ではなく誠実に(データと理論で)研究するという姿勢と接続できます。


推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール

時期取り組むこと
出願4ヶ月前APを読む・3学科の違いを調べる・自分の問いがどの学科と整合するかを確認
出願3ヶ月前骨子を作成(問い→経験→研究計画→将来像)・「なぜこの学科か」を明確にする
出願2ヶ月前第1稿完成・他の2学科との差別化を面接で即答できるか確認
出願1ヶ月前最終化・面接練習(「3学科の違い」を30秒で説明できるか)
出願2週間前全書類最終確認・字数・誤字脱字チェック

志望理由書に必ず入れる4つの要素

1. 問い:国際政治・経済・コミュニケーションの学術的問い。

2. 経験:その問いを持つようになった体験(時事問題調査・模擬国連・国際交流等)。

3. 研究計画:志望学科の固有科目・研究アプローチを活かした計画。

4. 将来像:国際機関・外務省・民間の具体的な職種と取り組む問題。


セルフチェックリスト

#チェック項目
1志望学科(3学科のうち1つ)が明示されているか
2国際政治・経済・コミュニケーションの「問い」が問いの形で書かれているか
3「英語が得意」「国際問題に関心がある」だけで終わっていないか
4他の2学科ではなくこの学科を選ぶ理由があるか
5地球社会共生学部ではなくこの学科を選ぶ理由があるか
6建学精神「Be Faithful」との接続があるか
7将来像が職業名+取り組む問題まで書かれているか
8学部固有の科目・研究領域への言及があるか
9高校時代の経験(時事研究・模擬国連・国際交流等)から問いが導出されているか
10青山学院大学国際政治経済学部APを読み、応答しているか

よくある質問

Q1: 国際政治経済学部と国際経済学科・国際コミュニケーション学科、それぞれ卒業後の進路は異なるか 卒業後の進路は重複する部分も多いですが、国際政治学科は外務省・国連機関・シンクタンク、国際経済学科は国際機関(WTO・IMF)・金融機関・経済産業省系、国際コミュニケーション学科はメディア・広報・文化外交・NGOへの就職実績が中心です。「自分の問いを活かせる職種」から逆算して学科を選ぶことが重要です。

Q2: 英語力が現時点で低い場合でも出願できるか 指定校推薦では英語スコアの提出が必須でない場合もありますが、国際政治経済学部は授業で英語文献を多用します。志望理由書では英語力向上の具体的な計画を示すことが重要です。

Q3: 国際政治経済学部は早稲田政経・慶應法(政治学科)と比べてどう違うか 早稲田政経はグローバル入試(数学+英語+小論文)×学際性が特徴。慶應法政治学科はFIT入試×論述力重視。青学国際政治経済学部は「3学科構成の中で1つを選ぶ明確な軸」と「Be Faithful建学精神との接続」が差別化ポイントです。


青学国際政治経済学部の志望理由と建学精神の接続方法

青山学院大学の建学精神「Be Faithful(神の前に誠実であれ)」と国際政治経済学部の研究を接続する3パターン:

パターン1(誠実な学術的問いの探究型) 「国際問題を感情論や表面的なニュース解釈ではなく、理論・データ・比較研究で誠実に分析したいという姿勢があります。『Be Faithful』——誠実に真実を追究する——という精神は、国際関係を学術的に研究する姿勢と直結しています。」

パターン2(国際社会への誠実な責任型) 「国際社会で起きる不平等・紛争・経済格差に対して、傍観者でなく研究者として誠実に向き合いたいという動機があります。青学の『誠実に社会に仕える』精神が、国際問題を研究する動機の根本と重なります。」

パターン3(異なる他者への誠実さ型) 「異なる価値観・文化・国家利益を持つ他者と、誠実に(表面的な合意ではなく本質的な相互理解で)向き合うことが国際コミュニケーション研究の核心です。『Be Faithful』は異文化間の誠実な関係構築という私の研究姿勢と一致しています。」


青山学院大学全体の入試戦略は青山学院大学 志望理由ガイドを参照。

本記事の情報は2026年5月時点のものです。必ず青山学院大学国際政治経済学部公式サイトの最新募集要項をご確認ください。

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