志望理由書

中央国際経営学部 志望理由|推薦の書き方と例文

学部別

中央国際経営学部の志望理由|推薦の書き方と例文

中央大学国際経営学部は2021年設立の新設学部(1学科構成:国際経営学科)です。市ヶ谷田町キャンパス(都心)に設置され、授業の多くが英語で行われるグローバルビジネス教育が特徴です。

「英語が得意」「グローバルに活躍したい」という動機では評価されません。**「英語で経営学のどの問いを研究したいか、そして中央の実学主義とどう接続するか」**が合否を分けます。


この記事の結論

  • 中央国際経営学部の核心は「英語×経営学の問い+実学主義(Act on Conviction)
  • 「英語が得意だから」「グローバルビジネスに就職したい」だけでは落ちる
  • 2021年設立:中央大学の都心展開の中核——中央商学部・経営学部との差別化が必要
  • 立教国際経営学科・青学経営学部との書き分けが必要

目次


学部の特徴とAPの核心

国際経営学部の研究・教育は「英語を使ったグローバルビジネスの経営学的研究」が核心です。

研究領域具体的な問い例
グローバル経営戦略「なぜ日本企業の海外子会社は現地化に失敗しやすいのか」
国際財務・会計「IFRS(国際財務報告基準)の導入は企業の意思決定をどう変えるか」
クロスカルチャー・マネジメント「文化的距離が大きい市場への参入は失敗リスクをどう高めるのか」
グローバルサプライチェーン「地政学リスクはグローバルサプライチェーンの設計をどう変えるか」

中央商学部・経営学部との違い

  • 中央商学部:経営・会計・国際マーケティングの3学科(日本語主体)
  • 中央経営学部(なし)←中央に「経営学部」は存在しない
  • 中央国際経営学部:英語主体×グローバルビジネス専門×2021年新設

他大学との差別化

  • 立教経営学部国際経営学科:英語で経営を学ぶ(設置は古い)
  • 中央国際経営学部:中央の実学主義×英語×都心×2021年新設という固有の文脈

選考内容

方式選考内容評定目安
指定校推薦志望理由書+面接(英語面接含む場合あり)4.0前後
公募推薦志望理由書+面接(英語力証明書を求める場合あり)学校により

面接では「英語で経営学のどの問いを研究したいか」「なぜ中央商学部・立教国際経営でなくこの学部か」「英語力の現状と学習計画」が頻出です。


3タイプ別志望理由と例文

タイプA(グローバル経営戦略型)

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

グローバルなビジネスに興味があります。英語で経営を学んで、将来は外資系企業で活躍したいです。

なぜNG:「グローバルビジネスに興味がある」「外資系で活躍したい」は問いではない。「英語で経営のどの問いを研究するか」が示されていない。


After例(改善版・約250字)

「なぜ日本のコンビニエンスストアチェーンはアジア市場での展開に成功しているのに、欧米市場では苦戦するのか——現地化戦略の何が異なるのか」——企業のグローバル展開事例を調べて持った問いです。文化的距離とオペレーションモデルの適合性が市場成功の鍵という仮説を持っています。

中央大学国際経営学部では「グローバル経営戦略論」「クロスカルチャー・マネジメント」「国際ビジネス事例研究」を英語で学びながらこの問いを研究し、将来は多国籍企業の海外戦略担当として、現地化戦略の設計に携わることを目指します。実学主義「Act on Conviction」のもと、研究を実際の経営に活かすことが志望の核心です。

タイプB(国際財務・グローバル会計型)

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

国際的な財務や会計に興味があります。将来はグローバルな金融の仕事がしたいと思っています。

なぜNG:「国際財務に興味がある」「金融の仕事がしたい」は問いではない。中央商学部会計学科との差別化も示されていない。


After例(改善版・約240字)

「なぜIFRS(国際財務報告基準)の導入が日本企業の任意適用にとどまっているのか——強制適用に移行しない場合、日本企業の国際資本市場での競争力にどう影響するか」——国際会計基準を調べて持った問いです。制度の差異が企業の資本調達コストと海外投資家の判断に与える影響を英語で研究したいと考えています。

中央大学国際経営学部では「International Accounting」「Corporate Finance」「グローバル資本市場論」を英語で学びながらこの問いを研究し、将来は国際会計・財務のアドバイザーとして活動することを目指します。

タイプC(サプライチェーン・地政学リスク型)

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

サプライチェーンや貿易に興味があります。グローバルな物流・貿易の仕事がしたいと思っています。

なぜNG:「サプライチェーンに興味がある」「物流の仕事がしたい」では経営学的問いがない。


After例(改善版・約240字)

「米中デカップリングと地政学リスクの高まりは、グローバルサプライチェーンの「効率性重視」から「強靭性(レジリエンス)重視」への転換を迫っているのか——その転換コストはどの産業で最も大きいか」——半導体サプライチェーンを調べて持った問いです。

中央大学国際経営学部では「Global Supply Chain Management」「International Trade Policy」「地政学とビジネス」を英語で学びながらこの問いを研究し、将来は国際ビジネスコンサルタントまたは政府の経済安保担当として、レジリエントなサプライチェーン設計に携わることを目指します。


よくある失敗パターン5選

パターン1:「英語が得意だから」「グローバルに活躍したい」で終わる → 英語力は前提。「英語で経営学のどの問いを研究したいか」が核心。

パターン2:中央商学部・法学部との差別化ができない → 中央国際経営は「英語主体のグローバルビジネス経営研究」が軸。中央商学部は日本語主体の商学全般。「なぜ商学部でなく国際経営学部か」を説明できるようにする。

パターン3:立教国際経営学科・青学経営との差別化ができない → 立教国際経営は英語で経営(設置が古い)。中央国際経営は2021年新設×実学主義(Act on Conviction)×都心(市ヶ谷田町)が固有軸。

パターン4:「新設学部だから」という理由だけを前面に出す → 新設は環境の説明。「この学部でなければ研究できない問い」が必要。

パターン5:実学主義との接続がない → 「Act on Conviction——英語で学んだ経営知識を実際のビジネスで実践する」という軸が実学主義との接続になる。


推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール

時期取り組むこと
出願4ヶ月前APを読む・「英語でどのグローバル経営問題を研究したいか」を特定する
出願3ヶ月前骨子作成・「なぜ中央商学部・立教国際経営・青学経営でなくここか」を整理
出願2ヶ月前第1稿完成・英語面接の準備開始(研究テーマを英語で説明できるか)
出願1ヶ月前最終化・面接練習
出願2週間前全書類最終確認

セルフチェックリスト

#チェック項目
1英語×経営学の「問い」が問いの形で書かれているか
2「英語が得意だから」だけで終わっていないか
3中央商学部でなくこの学部を選ぶ理由があるか
4立教国際経営・青学経営との書き分けができているか
5実学主義「Act on Conviction」との接続があるか
6英語力の証明(スコア・英語活動実績)が示されているか
7将来像が職業名+取り組む問題まで書かれているか
8学部固有の科目への言及があるか
9高校時代の経験から問いが導出されているか
10中央大学国際経営学部APを読み、応答しているか

よくある質問

Q1: 中央国際経営学部と中央商学部(国際マーケティング学科)、どちらを選ぶか 「英語を主言語として国際経営の問いを深く研究したい」→国際経営学部。「国際マーケティングを経営学の一領域として日本語・英語で研究したい」→商学部国際マーケティング学科が向いています。「学習言語」と「研究の焦点」で判断できます。

Q2: 2021年設立の新しい学部は就職実績が心配では 国際経営学部は設立から数年であり、大規模な就職実績データはまだ蓄積中ですが、中央大学全体のブランドと「英語×経営」の専門性は就職市場で評価されます。「英語でグローバルビジネスを研究した実績」は外資系・グローバル日系企業へのアクセスに繋がります。

Q3: 英語力はどの程度必要か 授業の多くが英語で行われるため、英語での読解・議論・ライティング能力が求められます。TOEFL iBT 70〜80程度(目安)が実際の授業への対応力の基準とされています。出願要件の詳細は最新の募集要項を確認してください。


中央国際経営学部の志望理由と建学精神の接続方法

中央大学の建学精神「実学主義/Act on Conviction」と国際経営学部の研究を接続する3パターン:

パターン1(グローバル実践型) 「英語でグローバル経営を研究した知識を、実際の国際ビジネスの現場で実践することが目標です。『Act on Conviction(確信をもって行動する)』——研究した経営知識を確信を持って実践する——という精神が志望の核心です。」

パターン2(新しい実学の開拓型) 「グローバル経営は現代日本企業にとって最も重要な実践的課題の一つです。中央の『実地応用の学術』——知識を現実の問題解決に使う——という精神と、グローバルビジネスの実学研究は完全に一致しています。」

パターン3(確信ある行動型) 「海外市場での失敗事例から学び、確信のある市場参入戦略を設計できる経営者・研究者になりたい。『Act on Conviction』の精神——エビデンスに基づいた確信で行動する——は、私の国際経営研究の動機と重なります。」


中央大学全体の入試戦略は中央大学 志望理由ガイドを参照。

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本記事の情報は2026年5月時点のものです。必ず中央大学国際経営学部公式サイトの最新募集要項をご確認ください。

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