志望理由書

法政現代福祉学部 志望理由|推薦と2学科別例文

学部別

法政現代福祉学部の志望理由|推薦と2学科別例文

法政大学現代福祉学部は2学科構成(福祉コミュニティ学科・臨床心理学科)です。多摩キャンパスに設置され、「福祉×コミュニティ」と「臨床心理×実践」という2つの軸で現代の社会的課題に向き合います。

「福祉に関心がある」「心理に興味がある」という動機では評価されません。**「2学科のどちらを選ぶかの根拠と、福祉・心理の学術的問い+「自由と進歩」建学精神との接続」**が合否を分けます。


この記事の結論

  • 現代福祉学部の核心は「2学科選択の根拠+福祉・臨床心理の問い+「自由と進歩」との接続
  • 臨床心理学科:公認心理師・臨床心理士を目指す実践志向——「心理に興味がある」だけでは落ちる
  • 立教コミュニティ福祉(スポーツウエルネス学科含む3学科)との違いを整理することが必要
  • 上智人間科学部(社会福祉学科)との書き分けも重要

目次


2学科の特徴と選び方

学科学びの中心向いている問い
福祉コミュニティ学科社会福祉・コミュニティワーク・地域福祉・社会政策・ソーシャルワーク「なぜ地域の高齢者福祉サービスは、利用率が実態の需要より低くなるのか」
臨床心理学科臨床心理学・カウンセリング・心理療法・発達心理・公認心理師養成「なぜ同じトラウマ体験をした人でもPTSDの発症率に大きな差があるのか」

臨床心理学科の特徴:公認心理師・臨床心理士の受験資格取得を視野に入れたカリキュラムが整備されています。ただし、学部卒業だけでは公認心理師受験資格を得るには不十分(大学院修了が必要)であり、「学部で臨床心理の基礎を研究し、大学院で資格取得」というキャリアパスが一般的です。

立教コミュニティ福祉(3学科)との違い

  • 立教:福祉学科・コミュニティ政策学科・スポーツウエルネス学科の3学科(奉仕・共生建学精神)
  • 法政:福祉コミュニティ学科・臨床心理学科の2学科(自由と進歩建学精神)

選考内容

方式選考内容評定目安
指定校推薦志望理由書+面接(学科別)3.5〜3.8程度
公募推薦志望理由書+面接学校により

面接では「なぜ福祉コミュニティ学科か臨床心理学科か」「入学後の研究テーマ」「高校時代の福祉・心理への関わり経験」が頻出です。


2学科別志望理由と例文

福祉コミュニティ学科向け

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

福祉に関心があります。高齢化社会に貢献するために福祉を学びたいと思い、現代福祉学部を志望しました。

なぜNG:「福祉に関心がある」「高齢化社会に貢献したい」は問いではない。「福祉コミュニティ学科でなければ研究できない問い」が示されていない。


After例(改善版・約250字)

「なぜ制度的には多くの介護サービスがあるにもかかわらず、独居高齢者が孤立したまま死亡する「孤独死」の件数は減少していないのか——制度の「使いやすさ」と当事者の「助けを求める意欲」の間にある心理的・文化的障壁とは何か」——ボランティア活動で高齢者の孤立を目撃して持った問いです。

法政大学現代福祉学部福祉コミュニティ学科では「地域福祉論」「ソーシャルワーク実習」「コミュニティワーク」を通じてこの問いを研究し、将来は地域包括支援センターのソーシャルワーカーまたは福祉政策担当として活動することを目指します。「自由と進歩」——すべての人が自由に助けを求められる社会——が研究動機の核心です。

臨床心理学科向け

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

人の心に興味があります。将来は臨床心理士やカウンセラーになりたいと思っています。

なぜNG:「人の心に興味がある」「カウンセラーになりたい」は問いではない。「臨床心理学の学術的問い」がなく、どの心理問題を研究したいかが示されていない。


After例(改善版・約250字)

「なぜ同じトラウマ体験(災害・事故・虐待)をしても、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症する人と発症しない人がいるのか——ストレス脆弱性モデルはその差異をどこまで説明できるか」——認知行動療法の文献を読んで持った問いです。個人の認知的スタイルと社会的サポートの組み合わせが保護因子として機能するという仮説を持っています。

法政大学現代福祉学部臨床心理学科では「臨床心理学基礎」「認知行動療法論」「心理統計法」を通じてこの問いを実証的に研究し、将来は公認心理師を目指して大学院に進学し、PTSD・トラウマ治療の専門家として活動することを目指します。


よくある失敗パターン5選

パターン1:「福祉に関心がある」「心理に興味がある」で終わる → 2学科のどちらかを選び、「そこでなければ研究できない問い」を示す。

パターン2:臨床心理学科を「カウンセラー養成の場」と誤解する → 学部段階は臨床心理の基礎研究が中心。公認心理師・臨床心理士は大学院修了が必要。「学部でどんな研究をしたいか」という問いが必要。

パターン3:立教コミュニティ福祉と同じ内容を書く → 立教は「奉仕×共生」建学精神×スポーツウエルネス学科という固有軸。法政は「自由と進歩」×臨床心理学科という固有軸。「なぜ立教でなく法政か」を整理する。

パターン4:上智人間科学部(社会福祉学科)との差別化ができない → 上智は「キリスト教建学精神×人間科学の学際性」が軸。法政現代福祉は「自由と進歩×臨床実践(臨床心理学科)の特化」が軸。

パターン5:建学精神「自由と進歩」との接続がない → 「すべての人が自由に支援を受け、社会が進歩する福祉制度を研究する」という接続が自然です。


推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール

時期取り組むこと
出願4ヶ月前APを読む・2学科の違いを調べ・自分の問いがどちらに合うかを確認
出願3ヶ月前骨子作成・「なぜ立教コミュニティ福祉でなく法政現代福祉か」を整理
出願2ヶ月前第1稿完成・「自由と進歩」との接続を一文追加
出願1ヶ月前最終化・面接練習
出願2週間前全書類最終確認

セルフチェックリスト

#チェック項目
1志望学科(福祉コミュニティ or 臨床心理)が明示されているか
2福祉・臨床心理の「問い」が問いの形で書かれているか
3「福祉に関心がある」「心理に興味がある」だけで終わっていないか
4立教コミュニティ福祉・上智人間科学部との書き分けができているか
5建学精神「自由と進歩」との接続があるか
6臨床心理学科志望者:「大学院進学→資格取得」のキャリアパスが示されているか
7将来像が職業名+取り組む問題まで書かれているか
8学科固有の科目への言及があるか
9高校時代の経験(ボランティア・支援活動等)から問いが導出されているか
10法政大学現代福祉学部APを読み、応答しているか

よくある質問

Q1: 法政現代福祉学部と立教コミュニティ福祉学部、どちらを選ぶか 立教コミュニティ福祉は「福祉学科・コミュニティ政策・スポーツウエルネス」の3学科で、奉仕と共生の建学精神が特徴。法政現代福祉は「福祉コミュニティ・臨床心理」の2学科で、「自由と進歩」建学精神と臨床心理学科の実践志向が特徴。「臨床心理の専門的研究(公認心理師を目指す)」なら法政現代福祉が向いています。

Q2: 公認心理師・臨床心理士を目指すなら法政で大丈夫か 公認心理師・臨床心理士になるには学部卒業後に大学院(修士以上)修了が必要です。法政大学大学院人間社会研究科臨床心理学専攻など、大学院への進学を前提にした学習計画を志望理由書に示すことが重要です。

Q3: 現代福祉学部の卒業後の主な進路は何か 福祉コミュニティ学科は社会福祉士・精神保健福祉士の受験資格取得(条件による)が可能で、福祉施設・地方自治体・NPOへの就職実績があります。臨床心理学科は大学院進学後に公認心理師・臨床心理士として医療・教育・産業等の現場での就職が中心です。


法政現代福祉学部の志望理由と建学精神の接続方法

法政大学の建学精神「自由と進歩」と現代福祉学部の研究を接続する3パターン:

パターン1(自由を支える福祉型) 「すべての人が自由に生きられる社会は、福祉制度によって支えられます。病気・高齢・障害があっても自由に生きられる社会の実現——『自由と進歩』の精神が、私の福祉研究の動機の核心です。」

パターン2(社会進歩としての福祉改革型) 「日本の福祉制度の改革は社会進歩に直結します。孤独死・介護崩壊・メンタルヘルス危機という現代福祉の課題を解決することで社会は進歩します。『自由と進歩』の精神が研究動機と重なります。」

パターン3(心理的自由の回復型) 「トラウマや精神的苦痛によって「自由に生きる」ことを阻まれている人々を、臨床心理の力で支援したい。『自由と進歩』——心理的自由の回復と人々の進歩的な生き方を支える——という精神が研究動機の核心です。」


法政大学全体の入試戦略は法政大学 志望理由ガイドを参照。

本記事の情報は2026年5月時点のものです。必ず法政大学現代福祉学部公式サイトの最新募集要項をご確認ください。

無料添削キャンペーン実施中

志望理由書の無料診断を受ける

新卒採用10年・1,000人以上の志望動機を評価した講師が、あなたの志望理由書を無料で添削します。

無料で相談する

3分で完了|LINEで結果が届く|無料添削サンプル付き