志望理由書

立教観光学部 志望理由|指定校推薦の書き方と例文

学部別
目次を開く(3項目)
  1. 01推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール
  2. 02よくある質問
  3. 03立教観光学部の志望理由と建学精神の接続方法

立教観光学部の志望理由|指定校推薦の書き方と例文

立教大学観光学部は2学科構成(観光学科交流文化学科)です。立教大学観光学部は日本の私立大学の中でも観光学の専門学部として有数の歴史を持ちます。「旅行が好き」「観光に興味がある」という動機では評価されません。

指定校推薦では「2学科のどちらを選ぶかの根拠と、観光・文化交流の学術的な問い」が合否を分けます。自由選抜入試(活動実績重視)とは評価軸が異なります——自由選抜については立教観光学部 志望理由|自由選抜の書き方と例文を参照してください。


この記事の結論

  • 立教観光学部(指定校)の核心は「2学科選択の根拠+観光・交流の学術的問い
  • 観光学科:観光現象を社会・経済・政策の視点から研究
  • 交流文化学科:文化交流・ホスピタリティ・異文化コミュニケーションの研究
  • 「旅行が好き」「ホテルで働きたい」だけでは落ちる

目次


2学科の特徴と選び方

学科学びの中心向いている問い
観光学科観光政策・観光経済・地域観光・観光マーケティング・エコツーリズム「オーバーツーリズムはなぜ特定の観光地で深刻化するのか」
交流文化学科文化交流・ホスピタリティ論・異文化コミュニケーション・観光文化「なぜ同じ観光地でも来訪者の文化的背景で体験が異なるのか」

指定校推薦の選考内容

項目内容
出願書類志望理由書・調査書・推薦書
選考書類審査+面接
評定目安3.8〜4.0程度
面接頻出「なぜ観光学を学びたいのか」「2学科のどちらを選んだ理由」「観光・文化交流に関わった経験」「入学後の研究計画」

面接対策のポイント:面接では「なぜ他大学の観光系学科でなく立教観光学部か」が問われます。「日本で独立した観光学部として歴史を持つ」「2学科の専門性の深さ」「建学精神(奉仕・共生)と観光研究の接続」を組み合わせた回答を準備してください。 | 面接頻出 | 「なぜ観光学を学びたいのか」「2学科のどちらを選んだ理由」「入学後の研究計画」 |


2学科別志望理由と例文

観光学科向け

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

観光に興味があります。将来は観光業界で働きたいと思い、立教大学観光学部観光学科を志望しました。

なぜダメか:「観光に興味がある」「観光業界に就職したい」では研究テーマがない。「観光現象のどの問いを政策・経済・地域の視点から研究するか」が示されていない。


After例(改善版・約240字)

「オーバーツーリズムが深刻化する観光地はなぜ、観光客数を制限する政策が取りにくいのか」——京都の混雑問題を調べた際に持った問いです。観光経済への依存度の高い地域では「持続可能性と収益性のトレードオフ」が政策設計を困難にするという仮説を持っています。

立教大学観光学部観光学科では「観光政策論」「観光経済学」「地域観光研究」を通じてこの問いを研究し、将来は観光庁や地方自治体の観光政策担当として持続可能な観光地マネジメントの設計に携わることを目指します。

交流文化学科向け

交流文化学科は「文化交流・ホスピタリティ・異文化コミュニケーション」を観光の視点から研究します。観光学科との違いは「文化・ホスピタリティの視点」が中心であることです。

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

異文化交流に興味があります。ホスピタリティを学んでホテル業界で働きたいと思い、交流文化学科を志望しました。

なぜダメか:「ホスピタリティを学んでホテルで働きたい」は職業名止まり。「なぜ同じ文化財でも来訪者の文化背景で体験が異なるのか」という研究的問いがない。


After例(改善版・約230字)

「なぜ同じ日本の文化財を訪れても、訪問者の文化的背景によってその「意味」の解釈が大きく異なるのか」——通訳ガイドのボランティア経験から持った問いです。「文化の読み取り方の差」を、文化人類学×ホスピタリティ論の視点から研究したいと考えています。

立教大学観光学部交流文化学科では「異文化コミュニケーション」「ホスピタリティ論」「文化観光学」を通じてこの問いを深め、将来は国際文化交流の企画・運営に携わることを目指します。


よくある失敗パターン

パターン1:「旅行が好き」「観光に興味がある」で終わる → 観光の何を学術的に研究したいかを示す。「旅行好き」は動機の出発点に過ぎない。

パターン2:「ホテルで働きたい」「観光業に就職したい」で終わる → 職業名止まり。「観光学部でどんな問いを研究し、それがキャリアにどう繋がるか」を示す。

パターン3:指定校推薦と自由選抜の準備を混同する → 指定校推薦は「志望動機の明確さと学習計画」が重視される。自由選抜(活動実績重視)とは軸が違う。


パターン4:「観光業界に就職したいから観光学部を選んだ」 → 就職先が観光業界というだけでは学術的な問いがない。「観光学部でどんな問いを研究し、それがキャリアにどう繋がるか」を示す必要がある。

パターン5:2学科の違いを説明できない → 指定校・公募推薦の面接では「なぜ観光学科か(交流文化学科ではなく)」が必ず問われる。2学科の研究アプローチの違いを、自分の問いとセットで即答できるよう準備する。

セルフチェックリスト

#チェック項目
1志望学科(観光学科 or 交流文化学科)が明示されているか
2観光・文化交流の「問い」が問いの形で書かれているか
3「旅行が好き」「観光に興味がある」で終わっていないか
4立教観光学部固有の科目への言及があるか
5立教の建学精神との接続があるか
6将来像が職業名+研究・業務まで書かれているか
7指定校推薦と自由選抜の違いを理解して書かれているか
8「なぜ立教観光学部か」の答えがあるか
9高校時代の経験から問いが導出されているか
10立教大学観光学部APを読み、応答しているか

推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール

時期取り組むこと
出願4ヶ月前APを読む・志望学科の研究内容・科目を調べる・問いの芽を見つける
出願3ヶ月前志望理由書の骨子を作成(問い→経験→研究計画→将来像の4要素)
出願2ヶ月前第1稿を完成・信頼できる教員や添削サービスでフィードバックを受ける
出願1ヶ月前志望理由書を最終化・面接練習開始(問いを30秒で口頭説明できるか)
出願2週間前全書類の最終確認・提出書類のコピー保管・字数・誤字脱字のチェック

志望理由書に必ず入れる4つの要素

1. 問い:「なぜ○○なのか」という形の学術的な問い。動機の表明(「○○に興味がある」)ではなく問いの形で書く。

2. 経験:その問いを持つようになった高校時代の体験・活動・出来事。「経験→問い」の論理的な接続が重要。

3. 研究計画:その学部・学科の固有の科目・ゼミ・環境を使って問いをどう研究するか。固有名詞(科目名・ゼミ名)を最低2つ入れる。

4. 将来像:職業名だけでなく「その職種で何の問題に取り組むか」まで書く。「弁護士になりたい」ではなく「○○分野の弁護士として○○問題に取り組みたい」。


よくある質問

Q1: 立教観光学部と明治・早稲田の「観光系学科」との違いは何か 立教大学観光学部は日本の私立大学で独立した「観光学部」として設置されている歴史ある学部の一つです。観光学科と交流文化学科の2学科構成で、「観光現象を政策・経済・文化・ホスピタリティの視点から研究する」体系が特徴です。他大学の観光系学科と比べ、学際的な研究環境と充実したフィールドワーク機会が強みです。

Q2: 観光学科と交流文化学科、どちらを選ぶか迷ったときの判断軸は何か 「観光の問いを政策・経済・地域の視点から研究したい」→観光学科、「文化交流・ホスピタリティ・異文化コミュニケーションの視点から研究したい」→交流文化学科、が基本軸です。将来像(観光政策担当者・観光コンサルvs.国際文化交流・ホスピタリティ業界)からも判断できます。

Q3: 自由選抜入試と指定校推薦の対策は何が異なるか 指定校推薦は「学術的な問いの明確さと学習計画」が中心です。自由選抜は「高校時代の観光・文化交流関連の活動実績→問いの形成→研究計画」の一貫した物語が必要です。詳細は立教観光学部 志望理由|自由選抜を参照してください。


立教観光学部の志望理由と建学精神の接続方法

立教大学の建学精神(キリスト教精神に基づく「奉仕」と「共生」)は、「なぜ立教観光学部か」を答える核心的な軸です。ただし「建学精神に共感しました」の一文だけでは評価されません。自分の研究テーマ・問い・将来像と具体的にどう繋がるかを示すことが重要です。

3つの接続パターン

パターン1(研究テーマ×共生型) 「私が研究したい問いは、社会的に弱い立場に置かれた人々が制度や社会から排除されるメカニズムを解明することです。立教の『共生』の精神——異なる背景を持つ人々が共に生きる社会をつくる——が私の研究の方向性と一致しています。」

パターン2(奉仕×キャリア型) 「将来、○○分野で○○として働く目標は、利益追求ではなく社会への貢献(奉仕)を軸にしたキャリア観に基づいています。この価値観を形成・強化できる環境として、立教の建学精神が息づく観光学部を選びました。」

パターン3(知的探究×共生型) 「私が研究したい問いは、異なる文化・立場・価値観を持つ人々がどのように理解し合えるかという問いです。立教の『共生』の精神と、多様な背景を持つ学生が共に学ぶキャンパス環境が、この問いを深めるうえで最も適した学習環境だと考えています。」


立教全体の入試戦略は立教大学 志望理由ガイド、自由選抜の対策は立教観光学部 志望理由|自由選抜を参照。

本記事の情報は2026年5月時点のものです。必ず立教大学観光学部公式サイトの最新募集要項をご確認ください。

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