志望理由書

明治経営学部 志望理由|推薦と3学科別例文

学部別
目次を開く(3項目)
  1. 01推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール
  2. 02よくある質問
  3. 03明治経営学部の志望理由と建学精神の接続方法

明治経営学部の志望理由|推薦と3学科別例文

「明治経営学部の推薦、何を書けばいい?」——明治大学経営学部は3学科構成(経営学科・会計学科・公共経営学科)です。なかでも公共経営学科(NPO・行政・地域経営を専門に扱う学科)は他大学の経営学部に独立学科として存在しない明治固有の差別化軸です。

「経営に興味がある」という動機では評価されません。「3学科のどれを・なぜ選ぶか」の根拠と研究テーマが合否を分けます。


この記事の結論

  • 明治経営学部の核心は「3学科選択の根拠+その学科固有の研究テーマ
  • 公共経営学科は明治経営の最強差別化軸(NPO・行政経営の専門学科)
  • 「経営に興味がある」「将来は経営者になりたい」だけでは全方式で落ちる
  • 慶應商との違い:明治経営は公共経営という社会的価値軸を持つ

目次


3学科の特徴と選び方

学科学びの中心向いている問い
経営学科経営戦略・組織行動・イノベーション・国際経営「なぜ日本企業はDXに遅れているのか」
会計学科財務会計・管理会計・監査・税務「不正会計はなぜ繰り返されるのか」
公共経営学科NPO経営・行政経営・ソーシャルビジネス・地域経営「NPOが持続的に社会課題を解決するには何が必要か」

公共経営学科の特徴:営利企業の経営学ではなく「社会的価値を追求するNPO・行政・地域組織の経営」を専門に研究します。明治の「権利自由」精神のもと、社会のために経営を学ぶという軸は、建学精神との接続としても有効です。


選考内容

方式選考内容
指定校推薦志望理由書+面接(学科別)
公募推薦志望理由書+小論文+面接

3学科別志望理由と例文

経営学科向け

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

経営に興味があります。将来は企業経営者として多くの人を率いるリーダーになりたいと思い、明治大学経営学部を志望しました。

なぜダメか:「経営に興味がある」「経営者になりたい」は最も陳腐なセット。どの経営現象を・どのアプローチで研究するかという問いが完全にない。


After例(改善版・約230字)

「なぜ日本の老舗企業は変化に強いのに、大企業は変化に弱いのか」——この問いを高校の探究授業で持ちました。創業家経営と専門経営者経営の差、組織文化の固着という経営学的要因を分析したいと考えています。

明治大学経営学部経営学科では「経営戦略論」「組織行動論」「イノベーション・マネジメント」を通じてこの問いを研究し、3年次から組織変革・日本企業経営を専門とするゼミへの参加を計画しています。将来は経営コンサルタントとして日本企業の組織変革を支援することを目指します。

会計学科向け

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

お金の流れを管理することに興味があり、将来は企業の財務担当として働きたいと思っています。

なぜダメか:「お金の管理に興味がある」は問いではない。会計学の研究テーマとして「現行会計基準のどの限界を研究したいか」が示されていない。


After例(改善版・約220字)

「会計の数字は企業の実態をどこまで正確に反映できるのか」——無形資産(ブランド・知的財産・人材)の計上が困難な現行会計基準の限界を研究したいと考えています。

明治大学経営学部会計学科では「財務会計論」「管理会計」「会計監査論」を通じて会計の理論と実務を学び、公認会計士試験への挑戦を並行する計画です。明治大学の充実した会計士受験支援体制を活用し、在学中の合格を目指します。

公共経営学科向け(明治経営の最大差別化軸)

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

社会問題に興味があります。NPOを作って社会に貢献する仕事をしたいと思い、経営学部を志望しました。

なぜダメか:「NPOを作りたい」は動機の表明。「なぜNPOが財務的に持続できないのか」という経営学的問いがない。公共経営学科の固有性を活かしていない。


After例(改善版・約250字)

「なぜ社会課題を解決しようとするNPOの多くが、財務的に持続できずに活動を停止するのか」——フードバンクのボランティアで、理念は強いが経営が弱い実態を目撃したことが出発点です。「社会的価値の最大化と財務持続性のトレードオフ」という問いを持ちました。

明治大学経営学部公共経営学科は、NPO経営・ソーシャルビジネス・行政経営を専門に研究できる他大学の経営学部にはない独自学科です。「非営利組織論」「社会的企業論」「地域経営演習」を通じてこの問いを研究し、将来はNPOの経営支援コンサルタントまたはソーシャルビジネス起業家として活躍することを目指します。


よくある失敗パターン

パターン1:学科が決まっていない・複数挙げる → 3学科の選択理由を明確にする。「経営と会計の両方を学びたい」は「学科研究ができていない」印象。

パターン2:公共経営学科の固有性を活かしていない → 公共経営学科志望なら「NPO・行政経営の研究はこの学科でしかできない」ことを明示する。

パターン3:慶應商との書き分けができていない → 慶應商は「論文テスト×ゼミ×産学連携」が特徴。明治経営は「公共経営学科×社会的価値×建学精神との接続」で書き分ける。


パターン4:「公共経営学科を選んだが何を研究するか決まっていない」 → 公共経営学科という固有学科を選んだなら、「NPO経営の何の問い」「行政経営の何の問い」を研究したいかを必ず示す。学科の珍しさだけを根拠にすると面接で詰められる。

パターン5:会計学科志望なのに「経営者になりたい」と書く → 会計学科の研究・キャリア軸は「財務・会計・監査の専門性」。「経営者になりたい」なら経営学科が自然。学科と将来像の整合性を確認する。

セルフチェックリスト

#チェック項目
1志望学科(3学科のうち1つ)が明示されているか
2その学科の研究テーマ(問い)が具体的か
3公共経営学科志望者:他大学にはない固有性を活かしているか
4「経営に興味がある」「経営者になりたい」だけで終わっていないか
5明治の建学精神「権利自由・独立自治」との接続があるか
6明治経営固有の科目・ゼミへの言及があるか
7将来像が職業名+研究・業務まで書かれているか
8「なぜ明治経営か」の回答があるか
9公募推薦受験者:小論文との整合性があるか
10明治大学経営学部APを読み、応答しているか

推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール

時期取り組むこと
出願4ヶ月前APを読む・志望学科の研究内容・科目を調べる・問いの芽を見つける
出願3ヶ月前志望理由書の骨子を作成(問い→経験→研究計画→将来像の4要素)
出願2ヶ月前第1稿を完成・信頼できる教員や添削サービスでフィードバックを受ける
出願1ヶ月前志望理由書を最終化・面接練習開始(問いを30秒で口頭説明できるか)
出願2週間前全書類の最終確認・提出書類のコピー保管・字数・誤字脱字のチェック

志望理由書に必ず入れる4つの要素

1. 問い:「なぜ○○なのか」という形の学術的な問い。動機の表明(「○○に興味がある」)ではなく問いの形で書く。

2. 経験:その問いを持つようになった高校時代の体験・活動・出来事。「経験→問い」の論理的な接続が重要。

3. 研究計画:その学部・学科の固有の科目・ゼミ・環境を使って問いをどう研究するか。固有名詞(科目名・ゼミ名)を最低2つ入れる。

4. 将来像:職業名だけでなく「その職種で何の問題に取り組むか」まで書く。「弁護士になりたい」ではなく「○○分野の弁護士として○○問題に取り組みたい」。


よくある質問

Q1: 明治経営学部と慶應商学部、志望理由書はどう変わるか 慶應商学部は「論文テスト×ゼミ体制×産学連携」が特徴で、入試でも論述力が問われます。明治経営学部は公共経営学科という固有軸があり、「社会的価値×経営」の軸での差別化が可能です。「なぜ慶應商でなく明治経営か」は、公共経営学科志望者は答えやすいです。詳細は慶應商学部 志望理由も参照してください。

Q2: 公共経営学科に進んだ場合の就職先は何が多いか 公共経営学科卒業生の就職先は、NPO・社会的企業・地方自治体・中央省庁(地域振興系)・コンサルティング(社会課題解決系)が中心です。「社会的価値を創る経営」に関心がある場合、民間企業のCSR・サステナビリティ部門でも評価される軸になります。

Q3: 経営学科・会計学科・公共経営学科、どれを選ぶか迷ったときの判断軸は何か 「民間企業の経営・組織・戦略を研究したい」→経営学科、「財務・会計・監査の専門家になりたい」→会計学科、「NPO・行政・地域経営・社会的価値を研究したい」→公共経営学科、が基本軸です。面接で「なぜこの学科か」を即答できるかで確認しましょう。


明治経営学部の志望理由と建学精神の接続方法

明治大学の建学精神「権利自由・独立自治」は、「なぜ明治経営学部か」を答える核心的な軸です。ただし「建学精神に共感しました」の一文だけでは評価されません。自分の研究テーマ・問い・将来像と具体的にどう繋がるかを示すことが重要です。

3つの接続パターン

パターン1(問いの自律性型) 「私が研究したい問いは、既存の学説や制度の前提を問い直すものです。権威ある答えをそのまま受け取るのではなく、自分の頭で問いを立て検証する——『独立自治』の精神が私の研究姿勢と重なります。」

パターン2(権利・自由×研究テーマ型) 「私が研究したい問いは、本来持つべき権利や自由が何らかの構造によって実現できない現象を解明することです。『権利自由』の精神——権利は持つだけでなく行使できてこそ意味がある——が研究の根本的な問題意識と一致しています。」

パターン3(社会変革×建学精神型) 「将来、○○の分野で制度設計・政策立案に携わりたい私にとって、『権利自由・独立自治』の精神は単なる大学の理念ではなく、『誰もがその権利を行使できる社会を設計する』という職業観の核心です。この精神を体現する明治大学で学ぶことを選びました。」


明治全体の入試戦略は明治大学 志望理由ガイド、慶應商との比較は慶應商学部 志望理由も参照。

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本記事の情報は2026年5月時点のものです。必ず明治大学経営学部公式サイトの最新募集要項をご確認ください。

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