志望理由書

明治理工学部 志望理由|推薦の書き方と例文

学部別
目次を開く(3項目)
  1. 01推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール
  2. 02よくある質問
  3. 03明治理工学部の志望理由と建学精神の接続方法

明治理工学部の志望理由|推薦の書き方と例文【3タイプ別】

「明治理工学部の推薦、志望理由書に何を書けばいい?」——明治大学理工学部(生田キャンパス)は8学科構成(電気電子生命学科・機械情報工学科・機械工学科・建築学科・応用化学科・情報科学科・数学科・物理学科)です。

「理系が得意」「エンジニアになりたい」という動機では評価されません。**「8学科のどれを選ぶかの根拠+技術と社会の問いの接続」**が合否を分けます。


この記事の結論

  • 明治理工の核心は「8学科選択の根拠+技術×社会貢献の問い
  • 明治理工の差別化:「権利自由の建学精神×技術の社会実装」という人文的視点が評価される
  • 「数学・物理が得意」「エンジニアになりたい」だけでは全方式で落ちる
  • 3タイプ(社会課題解決型/基礎技術探究型/設計・デザイン型)から選ぶ

目次


8学科の構成と選び方

学科主な研究領域
電気電子生命学科電子回路・通信・バイオエレクトロニクス・エネルギー
機械情報工学科ロボット・制御・メカトロニクス・AI×機械の融合
機械工学科熱力学・材料・設計・製造技術
建築学科建築設計・都市計画・構造・環境工学
応用化学科有機・無機・物理化学・材料・環境化学
情報科学科アルゴリズム・AI・データベース・ソフトウェア工学
数学科純粋数学・応用数学・数理科学
物理学科素粒子・量子・宇宙・物性物理

明治理工の差別化軸:生田キャンパスの立地(神奈川)という特徴がありますが、志望理由書の差別化は「技術の研究テーマ×社会貢献の接続」にあります。明治の「権利自由」精神を「技術で個人・社会の権利・自由を守る」という文脈で解釈できると、建学精神との接続ができます。


選考内容

方式選考内容
指定校推薦志望理由書+面接
公募推薦志望理由書+数学・理科の学力試験+面接

3タイプ別志望理由と例文

タイプA(社会課題解決型)

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

社会問題を技術で解決したいと思っています。将来はエンジニアとして人々の生活をより豊かにする仕事がしたいです。

なぜダメか:「技術で社会問題を解決したい」「エンジニアになりたい」では8学科のどれを志望するかが不明。具体的な工学的問いがない。


After例(改善版・約230字)

「高齢者が自宅で自立した生活を続けるためのロボット支援技術がなぜ普及しないのか」——介護施設でのボランティアでロボットが使われていない場面を目撃したことが出発点です。技術の機能性より「操作の直感性と使用者の身体特性への適応設計」が課題という仮説を持っています。

明治大学理工学部機械情報工学科では「ロボット工学」「ヒューマンインタフェース」「制御工学」を通じてこの問いに取り組み、将来は福祉ロボットの設計エンジニアとして高齢者支援技術の普及に貢献することを目指します。

タイプB(基礎技術探究型)

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

理系が得意で、将来は研究者や技術者として最先端の研究に携わりたいと思っています。

なぜダメか:「理系が得意」「研究者になりたい」では8学科のどれを志望するかが不明。「どの理工学的問いを研究したいか」が欠落している。


After例(改善版・約220字)

「量子コンピュータの誤り訂正問題はなぜ従来の計算機理論と根本的に異なるアプローチを必要とするのか」——量子情報理論に関する論文を読んで持った問いです。量子誤り訂正符号の数理構造を情報理論と代数幾何学の接合点から研究したいと考えています。

明治大学理工学部数学科では「代数学」「情報数学」「数理情報科学」を通じてこの問いの数理的基盤を構築し、将来は量子情報・暗号理論の研究者として活動することを目指します。

タイプC(設計・デザイン型)

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

建築や都市デザインに興味があります。将来は建築士として人々が快適に暮らせる空間を作りたいです。

なぜダメか:「建築に興味がある」「建築士になりたい」では理工学部の8学科のどれを選ぶかの根拠がない。具体的な設計・研究テーマがない。


After例(改善版・約230字)

「なぜ東日本大震災後に建設された復興公営住宅は、入居者の孤独死・コミュニティ崩壊を防げなかったのか」——建築の設計と人間の社会関係の接点を研究したいと考えています。建物の物理的設計だけでなく「コミュニティ形成を促す空間設計」という建築学×社会学的問いを持っています。

明治大学理工学部建築学科では「建築計画学」「都市計画」「住環境デザイン」を通じてこの問いを研究し、将来は建築士として人々の生活と社会的絆を支える住空間の設計に携わることを目指します。


よくある失敗パターン

パターン1:「理系が得意」「エンジニアになりたい」で終わる → 8学科のどれかを選ぶ根拠と、技術×社会の問いを示す。

パターン2:8学科の選択理由がない → 8学科から1つに絞り、「この学科でなければ研究できない理由」を示す。

パターン3:「明治大学が好き」「都心に近い(生田キャンパスは神奈川)」で書く → 建学精神との接続(技術で権利・自由を守る)や研究テーマの具体性で差別化する。


パターン4:「技術で社会問題を解決したい」だけで8学科を選ばない → 理工学部8学科のどれを志望するかを明示せずに「理工学部を志望」と書くのは、志望学科が決まっていない印象を与える。学科を1つ選び、その学科の研究テーマを示す。

パターン5:建学精神との接続を省略する → 文系学部同様、「権利自由・独立自治の精神が工学研究とどう繋がるか」を一文添えることで「なぜ明治理工学部か」への回答力が上がる。省略すると面接で詰められるポイントになる。

セルフチェックリスト

#チェック項目
1志望学科(8学科のうち1つ)が明示されているか
2技術×社会の「問い」が問いの形で書かれているか
3「なぜその学科でなければならないか」が示されているか
4「理系が得意」「エンジニアになりたい」だけで終わっていないか
5明治理工学部の固有科目・研究環境への言及があるか
6公募推薦受験者:数学・理科の適性が示されているか
7将来像が職業名+研究・社会貢献まで書かれているか
8明治建学精神「権利自由」と技術研究の接続があるか
9「なぜ早稲田・慶應・上智理工ではなく明治理工か」の答えがあるか
10明治大学理工学部APを読み、応答しているか

推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール

時期取り組むこと
出願4ヶ月前APを読む・志望学科の研究内容・科目を調べる・問いの芽を見つける
出願3ヶ月前志望理由書の骨子を作成(問い→経験→研究計画→将来像の4要素)
出願2ヶ月前第1稿を完成・信頼できる教員や添削サービスでフィードバックを受ける
出願1ヶ月前志望理由書を最終化・面接練習開始(問いを30秒で口頭説明できるか)
出願2週間前全書類の最終確認・提出書類のコピー保管・字数・誤字脱字のチェック

志望理由書に必ず入れる4つの要素

1. 問い:「なぜ○○なのか」という形の学術的な問い。動機の表明(「○○に興味がある」)ではなく問いの形で書く。

2. 経験:その問いを持つようになった高校時代の体験・活動・出来事。「経験→問い」の論理的な接続が重要。

3. 研究計画:その学部・学科の固有の科目・ゼミ・環境を使って問いをどう研究するか。固有名詞(科目名・ゼミ名)を最低2つ入れる。

4. 将来像:職業名だけでなく「その職種で何の問題に取り組むか」まで書く。「弁護士になりたい」ではなく「○○分野の弁護士として○○問題に取り組みたい」。


よくある質問

Q1: 明治理工学部と他大学理工学部、志望理由書はどう変わるか 明治理工学部(生田キャンパス)の8学科構成は幅広い工学分野をカバーしています。他大学理工学部との差別化は「明治の建学精神(権利自由・独立自治)×工学の社会応用」という軸で書くことができます。「技術を社会に活かす研究者・エンジニア」という軸は、明治の建学精神と接続しやすい方向性です。

Q2: 8学科のどれを選ぶか迷ったときの判断軸は何か 機械工学科(動力・ロボット・熱流体)、電気電子生命学科(電気・電子・バイオ)、機械情報工学科(メカトロニクス)、建築学科(空間設計・都市)、応用化学科(材料・触媒・環境)、情報科学科(アルゴリズム・AI)、数学科(純粋数学・応用数学)、物理学科(素粒子・宇宙・物性)——の8学科があります。「どの物理現象・技術・社会課題に興味があるか」から出発して学科を絞ることが重要です。

Q3: 理工学部志望でも「建学精神との接続」は必要か 文系学部と同様、明治大学全学部の指定校・公募推薦では「なぜ明治か」が必ず問われます。「権利自由・独立自治」の精神は「自分で問いを立て、自律的に研究する」という工学者の姿勢と結びつけることができます。理工系でも建学精神との接続を一文添えると、面接での「なぜ明治理工か」への回答力が上がります。


明治理工学部の志望理由と建学精神の接続方法

明治大学の建学精神「権利自由・独立自治」は、「なぜ明治理工学部か」を答える核心的な軸です。ただし「建学精神に共感しました」の一文だけでは評価されません。自分の研究テーマ・問い・将来像と具体的にどう繋がるかを示すことが重要です。

3つの接続パターン

パターン1(問いの自律性型) 「私が研究したい問いは、既存の学説や制度の前提を問い直すものです。権威ある答えをそのまま受け取るのではなく、自分の頭で問いを立て検証する——『独立自治』の精神が私の研究姿勢と重なります。」

パターン2(権利・自由×研究テーマ型) 「私が研究したい問いは、本来持つべき権利や自由が何らかの構造によって実現できない現象を解明することです。『権利自由』の精神——権利は持つだけでなく行使できてこそ意味がある——が研究の根本的な問題意識と一致しています。」

パターン3(社会変革×建学精神型) 「将来、○○の分野で制度設計・政策立案に携わりたい私にとって、『権利自由・独立自治』の精神は単なる大学の理念ではなく、『誰もがその権利を行使できる社会を設計する』という職業観の核心です。この精神を体現する明治大学で学ぶことを選びました。」


明治全体の入試戦略は明治大学 志望理由ガイドを参照。

本記事の情報は2026年5月時点のものです。必ず明治大学理工学部公式サイトの最新募集要項をご確認ください。

無料添削キャンペーン実施中

志望理由書の無料診断を受ける

新卒採用10年・1,000人以上の志望動機を評価した講師が、あなたの志望理由書を無料で添削します。

無料で相談する

3分で完了|LINEで結果が届く|無料添削サンプル付き