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総合型選抜の出願時期と日程|早慶上智MARCH一覧

目次を開く(9項目)
  1. 01総合型選抜の出願時期はなぜ9月1日なのか
  2. 02合格発表はいつ?一般入試との比較
  3. 03早慶上智の主な出願時期の傾向
  4. 04MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)の傾向
  5. 05出願から合格発表までのタイムライン
  6. 06「いつから準備すべき?」逆算スケジュール
  7. 07一般入試との共存戦略(総合型と一般の両立)
  8. 08よくある質問
  9. 09まとめ:総合型選抜の日程を制するポイント3つ

総合型選抜の出願時期と日程|早慶上智MARCH一覧

「総合型選抜っていつ出願するの?」「試験はいつ?合格発表はいつ?」——初めて総合型選抜に挑む受験生が最初にぶつかる疑問です。

結論から言えば、総合型選抜の出願は9月1日以降が解禁(文部科学省のルール)で、合格発表は11月1日以降が原則。ただし、慶應SFCのように春季(4月出願)の例外もあります。また早慶上智とMARCHでは受付期間の傾向が異なり、人気学部は出願期間が短い場合もあります。

この記事では、総合型選抜の出願時期・日程の仕組みから、早慶上智MARCH主要大学の傾向、逆算した準備スケジュールまでをまとめました。

この記事のポイント

  • 総合型選抜の出願解禁は9月1日(文科省ルール)
  • 合格発表は11月1日以降——一般入試より3〜4ヶ月早い
  • 慶應SFC・早稲田等は複数の出願期に分かれる場合がある
  • 志望理由書の完成には「出願3ヶ月前」から着手が目安
  • 早慶上智 > MARCH の順で出願締切が早い傾向

目次

総合型選抜の出願時期はなぜ9月1日なのか

総合型選抜(旧AO入試)の出願受付開始日は、文部科学省の「大学入学者選抜実施要項」によって9月1日以降と定められています。これは全国の大学(私立・国公立ともに)が守るべきルールで、例外は認められていません。

なぜ9月解禁なのか? 理由は主に2つです。

  1. 高校での学習機会を確保するため
    夏休み前から出願できると、受験生が高校の授業やカリキュラムを軽視するリスクがある。9月解禁により、少なくとも高3の1学期は通常授業に集中できる。

  2. 評定平均値の確定タイミングと合わせるため
    多くの大学は「高3の1学期末(または前期)の評定平均値」を出願資格として要求します。9月以降に出願することで、最新の成績を反映した出願書類を提出できます。

ただし、準備自体は9月以前から始める必要があります。志望理由書・活動報告書の作成、オープンキャンパスへの参加、小論文や英語試験の対策——これらはいずれも夏休みまでに相当程度仕上げておかなければ、9月出願には間に合いません。


合格発表はいつ?一般入試との比較

文部科学省のルールでは、総合型選抜の合格発表は11月1日以降と定められています。

入試方式出願解禁合格発表の目安特徴
総合型選抜(AO)9月1日〜11月上旬〜12月中旬書類+面接が中心
学校推薦型(指定校)11月1日〜12月中旬〜1月校内選考が先行
学校推薦型(公募)11月1日〜12月〜1月共通テスト利用もあり
一般選抜(私立)1月上旬〜2月〜3月学力試験が中心
共通テスト利用1月中旬〜2月〜3月マーク式

総合型選抜で合格すれば、一般入試より3〜4ヶ月早く進路が確定します。これは精神的な余裕をもたらすだけでなく、大学入学後の準備時間を確保できるというメリットもあります。

一方、総合型選抜で不合格になった場合は、12月以降から一般選抜に切り替えることになります。共存戦略(総合型と一般入試を並行して準備する)については後述します。


早慶上智の主な出願時期の傾向

早稲田大学

早稲田大学の総合型・推薦入試は、学部によって方式と日程が大きく異なります。

学部主な入試方式出願受付の目安合格発表の目安
政治経済学部グローバル入試9月上旬11月上旬
法学部指定校推薦11月12月
商学部指定校推薦11月12月
社会科学部全国自己推薦9月上旬〜中旬11月上旬〜中旬
国際教養学部(SILS)AO入試(英語SoP)9月上旬11月上旬
教育学部指定校推薦11月12月
文化構想・文学部指定校推薦11月12月
人間科学部自己推薦(AO)9月中旬〜下旬11月下旬〜12月

※上記は例年の傾向をもとにした目安です。最新の日程は早稲田大学公式サイトで必ず確認してください。

早稲田で総合型・自己推薦系(政経グローバル・社学全国自己推薦・SILS)を狙う場合は、9月上旬出願に備えて夏休み中に書類を仕上げる必要があります。詳しくは各学部の記事をご覧ください:

慶應義塾大学

慶應義塾大学の総合型・AO入試は、学部によって「春季」「秋季」または「FIT入試」と呼ばれる独自の方式があります。

学部主な入試方式出願受付の目安合格発表の目安
SFC(環境情報・総合政策)AO入試(春季)4月下旬〜5月7月
SFC(環境情報・総合政策)AO入試(秋季)9月中旬〜下旬11月
法学部FIT入試(B方式)9月上旬11月
文学部自主応募推薦11月上旬1月
商学部指定校推薦11月12月

慶應SFCは**春季AO(4月出願)**という例外的な早期日程があります。春季で合格すれば、他大学の総合型選抜よりも早く進路が確定します。ただし倍率も高く、準備期間も高2の段階から必要です。

上智大学

上智大学は「カトリック推薦」「公募推薦」「英語コース入試(TEAPスコア利用)」など複数の方式があります。

学部主な入試方式出願受付の目安合格発表の目安
国際教養学部(FLA)AO入試9月上旬〜中旬11月上旬
全学部公募推薦11月12月
全学部カトリック高校・指定校11月12月

MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)の傾向

MARCHは大学・学部ごとに方式が多様で、同じ大学でも学部によって出願時期が異なります。

大学主な総合型・推薦出願受付の目安備考
明治大学指定校推薦・公募9〜11月(学部による)全学部的に推薦比率が増加傾向
青山学院大学自己推薦・指定校9〜11月経済・国際政治など人気学部は競争率高い
立教大学自由選抜(GLAP等)・指定校9月〜11月GLAP(Global Liberal Arts Program)は9月解禁
中央大学統一推薦・指定校10〜11月法学部は推薦比率が高い
法政大学自己推薦・指定校・公募9〜11月GIS(グローバル教養学部)は9月解禁

MARCH全般の傾向として、指定校推薦は11月出願、総合型・自己推薦系は9〜10月出願が多いです。指定校推薦は出願前の「校内選考」があるため、実質的には8〜9月に学校内での選抜が終わります。


出願から合格発表までのタイムライン

総合型選抜の典型的な選考フローは以下のとおりです:

【出願前】
高3春(4〜6月):大学研究・オープンキャンパス申込
高3夏休み(7〜8月):志望理由書・活動報告書の下書き、推薦書依頼
8月末:書類最終仕上げ・提出準備完了

【出願〜選考】
9月1日〜:出願受付開始(書類郵送またはWeb出願)
9月〜10月:一次選考(書類審査)
10月〜11月:二次選考(面接・小論文・プレゼン等)

【合格発表】
11月1日〜:合格発表(文科省ルール上の最早日程)
11月上旬〜12月中旬:多くの大学で合格発表

【合否後】
合格:入学手続き(入学金・学費納付)
不合格:一般選抜対策に完全シフト(12月〜)

選考の間隔に注意

出願から面接まで2〜4週間という大学が多く、面接通知が来てから慌てて対策しても遅いです。書類提出と同時に面接練習も始めることを強く推奨します。


「いつから準備すべき?」逆算スケジュール

9月1日出願を目標にした逆算スケジュールです。

時期やるべきこと
高2冬(12〜2月)総合型選抜の基礎知識習得、志望分野の読書・探究活動開始
高3春(3〜5月)志望大学・学部を3〜5校に絞る、オープンキャンパス情報収集
高3夏前(6月)志望理由書の初稿着手、推薦書を依頼する先生への相談開始
高3夏(7〜8月)オープンキャンパス参加、志望理由書の完成・推敲、活動報告書作成
8月下旬出願書類の最終確認・推薦書受け取り、Web出願ID登録
9月1日〜出願受付開始 → 書類郵送 or Web提出
9〜10月一次合格(書類審査)を待ちつつ面接準備
10〜11月二次選考(面接・小論文)、不合格の場合は一般選抜シフト
11月〜合格発表

大原則:志望理由書は「出願3ヶ月前」から着手

多くの受験生が8月の夏休み終盤になって「志望理由書を書き始める」ミスを犯します。9月1日出願なら6月には初稿を書き始め、オープンキャンパスや読書で素材を集めながら仕上げていくのが理想です。


一般入試との共存戦略(総合型と一般の両立)

総合型選抜と一般入試を並行して準備することは可能であり、推奨される場合もあります。

共存が有効なケース:

  • 第一志望が総合型、第二・第三志望が一般入試
  • 総合型で受験できる大学数が限られる(多くの大学は1学部1回のみ)
  • 一般入試の科目対策が総合型の小論文対策と連動する(英語・現代文等)

注意点:

  • 総合型の書類作成に時間を取られ、一般入試の勉強が疎かになるリスクがある
  • 受験科目が少ない学部(経済・経営等)は一般との両立がしやすい
  • 国公立を第一志望とする場合、私立総合型との両立は夏の負担が大きい

目安として、総合型の出願書類が8月末に完成できる見通しが立っていれば、9月以降の一般入試対策に十分な時間を確保できます。


よくある質問

Q1. 出願期間はどのくらい?

大学・学部によって異なりますが、1〜2週間程度が多いです。一部の人気学部では数日で締め切られる場合もあります。出願期間の初日から準備するのではなく、解禁前に書類を完成させておくことが必須です。

Q2. 出願書類はWeb提出?郵送?

大学によって異なります。早稲田・慶應・上智はWeb出願システムを導入している学部が多く、書類は郵送または持参が必要な場合があります。詳細は各大学の募集要項で確認してください。推薦書など郵便を使う書類は締切の7〜10日前を目安に発送しましょう。

Q3. 複数の大学・学部に同時出願できる?

可能です。ただし、総合型選抜は複数の選考が10〜11月に集中するため、面接日程が重複することがあります。また、合格後に**入学意思確認(入学金の支払い等)**を求める大学もあり、最終的な意思決定を迫られる場合があります。

Q4. 出願後に書類を修正できる?

原則として、提出後の書類修正はできません。Web出願の場合も、送信後は変更不可が通常です。提出前に誤字・脱字・事実誤認がないかを必ず第三者に確認してもらいましょう。

Q5. 慶應SFCの春季AOは本当に4月出願?

はい、慶應SFC(総合政策・環境情報)の「AO入試 春季」は例年4〜5月に出願受付を行い、7月に合格発表があります。この方式は文科省の「9月1日以降」ルールの例外として認められている特別な入試方式です。春季で合格すれば、夏には進路が確定します。

Q6. 合格後の入学手続きの締切はいつ?

総合型選抜の合格発表は11〜12月が多く、入学手続き(入学金納付)の締切は合格発表から1〜2週間後が一般的です。私立大学の入学金は20〜30万円程度で、一度納付すると一般入試の合否にかかわらず戻ってきません。第一志望大学のみ入学手続きし、第二志望以下は一般入試の結果を見てから決めるのが賢明です。


まとめ:総合型選抜の日程を制するポイント3つ

1. 「9月1日出願解禁」を逆算の起点にする
9月に出願書類を完成させるためには、6月には志望理由書の初稿に着手する必要があります。「夏休みから書こう」は手遅れになりがちです。

2. 大学・学部によって日程が違うことを前提に情報収集する
早慶上智とMARCH、また同じ大学内でも学部によって方式・日程が異なります。志望校の「募集要項」を4〜5月に入手し、具体的な日程を把握することが出発点です。

3. 合格発表後の動きまで想定して出願校を選ぶ
総合型で不合格になった場合に一般入試に切り替えられる準備をしておく(英語・現代文等の基礎力維持)と、精神的な余裕が生まれます。


総合型選抜の日程感が掴めたら、次は出願書類の中心となる志望理由書の書き方に進みましょう:


監修者プロフィール
新卒採用10年・1,000人以上の志望動機を評価|総合型選抜専門塾4年・100名以上指導|早慶上智MARCH多数合格。企業が将来求める人材像から逆算した指導と、人事担当者・現役大学生との直接接点で得た独自の知見を添削に反映。

本記事の情報は2026年5月時点のものです。各大学の最新の募集要項は必ず公式サイトでご確認ください。

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