志望理由書

青学教育人間科学部 志望理由|推薦と2学科別例文

学部別

青学教育人間科学部の志望理由|推薦と2学科別例文

青山学院大学教育人間科学部は2学科構成(教育学科・心理学科)です。相模原キャンパスに設置され、「教育×人間」を科学的・実践的に研究します。

「教師になりたい」「心理に興味がある」という動機では評価されません。**「2学科のどちらを選ぶかの根拠と、教育・心理の学術的問い+「Be Faithful」建学精神との接続」**が合否を分けます。


この記事の結論

  • 教育人間科学部の核心は「2学科選択の根拠+教育・心理の学術的問い+Be Faithfulとの接続
  • 「教師になりたい」だけでは落ちる——「教育現象のどの問いを研究するか」が必要
  • 青学文学部教育学科との違い:人間科学部は「教育×心理の学際的研究」が軸
  • 早稲田教育学部・立教文学部教育学科との書き分けが必要

目次


2学科の特徴と選び方(文学部教育学科との違いも)

学科学びの中心向いている問い
教育学科教育思想・教育政策・教育心理・カリキュラム論・幼児・初等・特別支援教育「なぜ日本の学校教育は『主体的・対話的な学び』を目指しながら、一斉授業モデルから転換できないのか」
心理学科発達心理・認知心理・社会心理・臨床心理・心理統計・実験「なぜ青年期の自己同一性(アイデンティティ)の確立は特定の文化環境で異なる形を取るのか」

青学文学部教育学科との違い

  • 文学部教育学科:教育思想・歴史・制度の「人文学的研究」が中心
  • 教育人間科学部教育学科:「教育現象の科学的・実践的研究」(教育心理×カリキュラム×教員養成)が中心

心理学科の特徴:教育人間科学部の心理学科は「発達・認知・社会心理の実証研究」が中心で、教育との接点(学習・発達・学校心理)を研究できます。


選考内容

方式選考内容評定目安
指定校推薦志望理由書+面接(学科別)3.8〜4.0程度
公募推薦志望理由書+面接学校により

面接では「なぜ教育学科か心理学科か」「入学後の研究テーマ」「なぜ青学教育人間科学部か(文学部教育学科・早稲田教育学部ではなく)」が頻出です。


2学科別志望理由と例文

教育学科向け

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

教育に関心があります。将来は小学校の先生になりたいと思い、青学教育人間科学部を志望しました。

なぜNG:「教育に関心がある」「先生になりたい」は問いではない。「教育学科でなければ研究できない問い」の必然性が示されていない。


After例(改善版・約250字)

「なぜ日本の初等教育では読解力の平均値が高いのに、『自分の意見を持ち発信する力』は国際的に低いとされるのか——学校文化・授業設計・評価システムのどこに問題があるのか」——PISA調査の結果を調べて持った問いです。「正解を覚える」ことへの偏重が批判的思考を育みにくくしているという問題意識があります。

青山学院大学教育人間科学部教育学科では「教育方法学」「カリキュラム論」「学習心理学」を通じてこの問いを研究し、将来は文部科学省または教育系NPOで、批判的思考力を育てる教育プログラムの設計・評価に携わることを目指します。建学精神「Be Faithful」のもと、教育の課題に誠実に向き合う研究者を志します。

心理学科向け

例文を見る(Before → After)

Before例(約80字)

心理学に興味があります。人間の心の仕組みを理解して、将来は人を支援する仕事がしたいです。

なぜNG:「心理に興味がある」「人を支援したい」は問いではない。「実証科学としての心理学でどの問いを研究するか」が示されていない。


After例(改善版・約240字)

「なぜ不登校の子どもたちは、支援プログラムに参加しながらも学校への再登校を『選ばない』ことがあるのか——学校復帰を「支援の目的」にすることそのものに問題はないのか」——支援活動での経験から持った問いです。不登校という状態を「問題」と定義する教育システムと子ども自身のwell-beingの定義のズレを、発達心理×臨床心理の視点で研究したいと考えています。

青山学院大学教育人間科学部心理学科では「発達心理学」「学校心理学」「心理統計法」を通じてこの問いを研究し、将来はスクールカウンセラーまたは教育心理学研究者として活動することを目指します。


よくある失敗パターン5選

パターン1:「教師になりたいから」だけで選ぶ → 教師養成は教育学科の機能の一つだが、「教育現象の研究」が学科の軸。「どの教育問題を研究したいか」が必要。

パターン2:青学文学部教育学科との違いを説明できない → 文学部教育学科は「教育の思想・歴史・制度の人文学的研究」が中心。教育人間科学部教育学科は「教育の科学的・実践的研究」が中心。この違いを面接で即答できるよう準備する。

パターン3:早稲田教育学部との差別化ができない → 早稲田教育学部は「教育科学×理科教育・初等教育・英語教育」の多様な教科に特化。青学教育人間科学部は「教育+心理の組み合わせ」と「Be Faithful建学精神」が差別化軸。

パターン4:心理学科を「カウンセラー養成学科」と誤解する → 心理学科は実証科学としての心理学研究が中心。「どの心理現象を研究したいか」という問いが必要。

パターン5:建学精神「Be Faithful」との接続がない → 「教育・心理の現象に誠実に向き合い、子ども・人間の本質を研究する」という接続がBe Faithfulと自然に繋がります。


推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール

時期取り組むこと
出願4ヶ月前APを読む・2学科の違いと文学部教育学科との違いを調べる
出願3ヶ月前骨子作成・「なぜ青学教育人間科学部(早稲田教育・文学部教育学科ではなく)か」を整理
出願2ヶ月前第1稿完成・「Be Faithful」との接続を一文追加
出願1ヶ月前最終化・面接練習(文学部教育学科との違いを30秒で説明できるか)
出願2週間前全書類最終確認

セルフチェックリスト

#チェック項目
1志望学科(教育学科 or 心理学科)が明示されているか
2教育・心理の「問い」が問いの形で書かれているか
3「教師になりたい」「心理に興味がある」だけで終わっていないか
4文学部教育学科でなくこの学部を選ぶ理由があるか
5建学精神「Be Faithful」との接続があるか
6早稲田教育学部・立教文学部教育学科との書き分けができているか
7将来像が職業名+取り組む問題まで書かれているか
8学科固有の科目への言及があるか
9高校時代の経験から問いが導出されているか
10青山学院大学教育人間科学部APを読み、応答しているか

よくある質問

Q1: 教育人間科学部と青学文学部教育学科、どちらを選ぶか 「教育思想・歴史・制度の人文学的研究をしたい」→文学部教育学科。「教育現象を科学的・実践的に研究したい(カリキュラム・教授法・教育心理)」→教育人間科学部教育学科が向いています。

Q2: 相模原キャンパスは渋谷から遠いが不便か 相模原キャンパスは渋谷から約40分の立地です。志望理由書でキャンパスの立地を否定的に扱うのはNGです。「相模原の自然環境が教育・心理のフィールドワーク・実習に適した環境」という肯定的な捉え方も可能です。

Q3: 心理学科から臨床心理士・公認心理師を目指せるか 公認心理師・臨床心理士になるには大学院(修士以上)修了が必要です。青学教育人間科学部心理学科から大学院(青学人文社会科学研究科等)に進学し資格を取得するキャリアパスがあります。


青学教育人間科学部の志望理由と建学精神の接続方法

青山学院大学の建学精神「Be Faithful(神の前に誠実であれ)」と教育人間科学部の研究を接続する3パターン:

パターン1(子どもへの誠実さ型) 「教育の研究は、子ども一人ひとりの潜在的な可能性に誠実に向き合うことから始まります。『Be Faithful(誠実に)』——子どもの成長に誠実に関わる——という精神が、教育学科で研究する動機の核心です。」

パターン2(心理現象への誠実な探究型) 「人間の心の仕組みを先入観なく誠実に探究することが心理学研究の出発点です。『Be Faithful』——真実に誠実に向き合う——という精神は、実証的な心理学研究の姿勢と重なります。」

パターン3(社会への誠実な責任型) 「教育・心理の問題に向き合うことは、次世代の人々が豊かに生きられる社会への誠実な責任です。青学の『Be Faithful』精神が、教育・心理研究を通じた社会への貢献という動機の核心と重なります。」


青山学院大学全体の入試戦略は青山学院大学 志望理由ガイドを参照。

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本記事の情報は2026年5月時点のものです。必ず青山学院大学教育人間科学部公式サイトの最新募集要項をご確認ください。

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