志望理由書

立命館大学 法学部の志望理由【改善例文】推薦・総合型選抜の書き方

学部別

「立命館法学部の推薦、何を書けばいい?」——立命館大学法学部は法律学科と政治学科の2学科構成だ。「法律を学びたい」という動機だけでは通過しない。

評価の核心は**「法・民主主義・社会正義をどう結びつけるか」**という問いの明確さと、立命館の建学精神「自由と清新・平和と民主主義」との接続だ。

この記事の結論

  • 法律学科・政治学科のどちらを志望するかを冒頭で明確にすること
  • 「法で民主主義・社会正義を実現したい」という問いが「自由と清新・平和と民主主義」と接続する
  • 立命館法学部の書き分け軸は法律相談センター等の実践的プログラム(要公式確認)
  • 「弁護士になりたい」より「なぜその問いに法的アプローチが必要か」が先

公式情報の確認先

目次

  1. 法学部のAP・特徴と学科選び
  2. 選考内容・入試方式
  3. タイプ別志望理由と例文
  4. よくある失敗パターン
  5. セルフチェックリスト
  6. よくある質問
  7. 「自由と清新・平和と民主主義」との接続方法

法学部のAP・特徴と学科選び

以下は本記事の解釈であり、立命館大学の公式見解ではありません。正確な情報は公式ページで確認してください。

観点法律学科政治学科
中心的問い「法律・判例で社会問題を解決するか」「政治・行政・民主的制度で社会を変えるか」
「平和と民主主義」接続「民主主義的な法制度の設計・維持」「民主主義的な政治プロセスの研究」
「自由と清新」接続「既存の法解釈を批判的に更新する姿勢」「新しい政治・行政の枠組みを構想する視点」

選考内容・入試方式

立命館法学部の主な推薦・総合型入試として、総合型選抜(AO型)・学校推薦型選抜(公募制)があります。選考内容は年度・方式により変わります。必ず立命館大学入試情報で確認してください。


タイプ別志望理由と例文

タイプA:学際派(法と民主主義・社会変革の接点を研究したい)

Before例(約85字)

法律に興味があり、将来は弁護士になりたいと思っています。立命館大学法学部は充実した教育環境で法律を体系的に学べると聞いたため志望します。

なぜダメか:「弁護士になりたい」という結論のみで問いがない。「立命館でなければならない理由」がない。


After例(改善版・約250字)

「死刑制度は民主主義的な価値観と矛盾しないのか」——高校の社会科で刑事司法改革について調べた際、この問いが生まれました。日本と諸外国の死刑存廃をめぐる法的・政治的議論を比較し、「民主主義的な刑事司法とは何か」を憲法学・刑事法学の視点から研究したいと考えています。

立命館大学法学部法律学科では、憲法・刑事法・比較法制度を横断した研究環境が整っており、「平和と民主主義」という教学理念のもと、民主的な刑事司法の在り方への問いを追究できます。将来は弁護士として死刑廃止運動・冤罪防止に取り組みたいと考えています。

改善ポイント:死刑制度という具体的な問い → 「平和と民主主義」との接続 → 将来の弁護士活動の方向性。


タイプB:探究派(特定の法領域・憲法・国際法を深く研究したい)

After例(改善版・約250字)

「憲法9条の平和主義は、現代の安全保障環境においてどのように再解釈されるべきか」——高校での平和学習と安全保障論争の報道から、この問いが生まれました。憲法解釈の変遷と国際法・安全保障法の関係を、憲法学・国際公法の視点から研究したいと考えています。

立命館大学法学部は「平和と民主主義」という教学理念を持ち、憲法学・平和法研究に特色があります(要公式確認)。「自由と清新」の精神で既存の憲法解釈を批判的に検討し、将来は国際法研究者または外務省の条約局で平和安全保障政策の法的基盤構築に携わりたいと考えています。


タイプC:スキル派(法的思考を行政・企業・NPOの実務に活かしたい)

After例(改善版・約250字)

「中小企業は法務リスクをなぜ軽視しやすいのか、そしてそれを防ぐ制度的手段は何か」——家族が経営する会社で契約トラブルに直面した経験から、この問いが生まれました。企業法務・契約法・コンプライアンスの視点から、中小企業の法的リスク管理を研究したいと考えています。

立命館大学法学部では、法律相談センター等(要公式確認)を通じた実践的な法律学習が可能です。「自由と清新(既存の慣行を批判的に見直す)」精神のもと、将来は企業法務担当者・司法書士として中小企業の法的支援に取り組みたいと考えています。


よくある失敗パターン

失敗パターン1:「弁護士・法曹になりたい」型(結論のみ):職業が目標になっており「なぜその問いに法的アプローチが必要か」がない。「○○という社会問題を法的手段で解決したい→そのために弁護士が有効」という順序で書く。

失敗パターン2:「平和と民主主義」の抽象的引用:「平和が大切だから法学部へ」は具体性がない。「民主主義的な法制度の○○という問題を研究したい」という形で具体化する。

失敗パターン3:学科を明記しない:法律学科・政治学科どちらを志望するかをできるだけ具体的に明記する。


セルフチェックリスト

#チェック項目
1法律学科・政治学科のどちらを志望するか明記されているか
2「〜か?」という問いの形で研究動機を提示しているか
3その問いが生まれた具体的な経験が書かれているか
4「平和と民主主義」または「自由と清新」との具体的な接続があるか
5「弁護士になりたい」「法律を学びたい」だけで終わっていないか
6立命館法学部固有の資源(プログラム・教員等)への言及があるか
7将来像が職業名+具体的活動レベルで書かれているか
8他大学の法学部でも通用する内容になっていないか
9「社会正義を実現したい」という動機が具体的な問いになっているか
10公式APを読んで、自分の志望理由と照合したか

よくある質問

Q1. 立命館法学部と同志社法学部の書き分けは?

立命館は「自由と清新(批判的更新)× 平和と民主主義(民主的法制度)」、同志社は「良心教育(誠実・倫理的判断)× 法的正義」という軸で書き分けられます。「民主主義的な法の在り方を批判的に更新したい」なら立命館、「良心的な法実践で社会正義を実現したい」なら同志社が向いています(本記事の解釈)。

Q2. 政治学科は法律を学べますか?

政治学科でも法律系科目を一定程度学べますが、中心は政治学・行政学・国際関係論です。法律の専門的学習を主目的とするなら法律学科を選んでください。


「自由と清新・平和と民主主義」との接続方法

以下は本記事の解釈であり、立命館大学の公式見解ではありません。正確な情報は公式ページで確認してください。

Pattern 1:民主的な法制度への問い:「民主主義が機能するための法的基盤を研究することが、立命館の『平和と民主主義』の教学理念への直接の貢献です」

Pattern 2:既存の法解釈の批判的更新:「既存の判例・法解釈を批判的に検討し、新しい時代に即した法的枠組みを提案することは、立命館の『自由と清新(進取の精神)』の実践です」

Pattern 3:平和構築における法の役割:「国際法・平和条約の研究を通じて、法が平和秩序の構築にどう貢献できるかを探究することが、立命館の『平和と民主主義』への学術的な応答です」


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