スケジュール

2026年度 総合型選抜スケジュール|高2春から月別チェックリスト

目次を開く(7項目)
  1. 01全体タイムライン:2年間のロードマップ
  2. 02高2 月別チェックリスト(4月〜3月)
  3. 03高3 月別チェックリスト(4月〜11月)
  4. 04一般入試との両立:2トラック並行タイムライン
  5. 05スタートが遅れた場合の緊急プラン
  6. 06よくある質問
  7. 07まとめ:今月何をすべきか

2026年度 総合型選抜スケジュール|高2春から月別チェックリスト

「総合型選抜、いつから何を始めればいい?」——この問いへの答えは時期によって変わります。

理想的な準備開始は高2の春(4〜5月)。ただし高3の4月スタートでも間に合います。 重要なのは「今月何をするか」が明確であることです。

この記事では、高2の4月から高3の合格発表まで、月単位のチェックリストと一般入試との両立タイムラインを提供します。競合記事の多くは4半期(3ヶ月単位)でしかまとめていませんが、この記事では月単位で「今月の具体的なタスク」が見えます。

この記事のポイント

  • 高2の4月〜3月:1年間で「語れる経験・英語・評定・志望分野の絞り込み」を完成させる
  • 高3の4〜6月:志望校確定・書類本格作成・推薦書依頼
  • 高3の7〜8月:書類完成・面接準備・OC参加
  • 高3の9月:出願(9/1〜が文科省規定)
  • 高3の10〜11月:二次選考・合格発表(11/1以降)
  • 一般入試との両立は「高3の9月まで並行」が現実的

目次


全体タイムライン:2年間のロードマップ

高2〜高3 年間カレンダー概観

高2
 4月 総合型選抜の仕組み理解・評定確認
 5月 志望分野の絞り込み・関連書籍を読む
 6月 評定維持・英語外部試験の計画
 7月 OC参加(1〜2校)・問いの言語化
 8月 探究活動の開始・夏期講習(一般入試)
 9月 活動実績の積み上げ開始
10月 英語外部試験(英検等)受験
11月 STARフレームで経験の言語化
12月 志望校の絞り込み
 1月 一般入試との両立計画を確定
 2月 英語外部試験2回目(必要な場合)
 3月 志望校3〜5校確定・志望理由書の初稿

高3
 4月 書類作成本格開始・推薦書依頼
 5月 志望理由書の添削・OC参加
 6月 書類の仕上げ・面接練習開始
 7月 書類完成・模擬面接・提出書類の最終確認
 8月 OC参加(現地)・出願書類の整備
 9月 【出願】9/1〜 → 一次選考(書類審査)
10月 一次選考結果 → 二次選考(面接・小論文)
11月 【合格発表】11/1〜 → 入学手続き or 一般入試へ切り替え
12月〜 一般入試の最終調整・受験
 1〜2月 私立大学一般入試本番

高2 月別チェックリスト(4月〜3月)

4月:総合型選抜を知る

タスク:

  • 総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜の違いを理解する(総合型選抜とは?
  • 現在の評定平均を計算する(通知表を使って)
  • 指定校推薦の枠が自校にあるかを進路指導室で確認する

この月のゴール: 「総合型選抜の出願は9月1日以降、合格発表は11月以降」というスケジュールの骨格を頭に入れること


5月:志望分野の絞り込み

タスク:

  • 「大学で学びたい分野」を3〜5つ書き出す
  • 志望候補の分野に関連する入門書を1〜2冊読み始める
  • 気になる大学のパンフレットを取り寄せる(公式サイトから無料請求)

この月のゴール: 「自分はどの分野に一番引っかかりを感じるか」を1行で言語化できること


6月:評定戦略と英語の計画

タスク:

  • 1学期の定期試験を「評定上げ」の意識で取り組む
  • 英語外部試験(英検・TOEFL)の次の試験日程を確認・申込を検討する
  • 進路指導の先生に「総合型選抜に興味がある」と伝えておく

英語外部試験の目安(高2終了時点):

  • 英検2級取得済み(または取得中)
  • TOEFL iBT 60以上(上位校志望の場合は80以上を目標)

この月のゴール: 全科目評定3.5以上の目標を設定し、具体的な科目別作戦を持つこと


7月〜8月:オープンキャンパスと探究活動の開始

タスク(7月):

  • 志望候補の大学のOCに1〜2校参加(高2参加は最大のアドバンテージ)
  • OC後:感じたこと・教員に質問したこと・変わった志望動機をノートに記録
  • 英語外部試験の申込(7月受験を検討)

タスク(8月):

  • 関心のある社会課題・テーマについて「自分の問い」を1つ立てる 例:「なぜ日本の中小企業は海外進出が遅れているのか」
  • 夏期講習は一般入試の苦手科目補強を優先(総合型の準備は秋以降でも可)

この夏のゴール:

  • OC 1〜2校参加済み
  • 「自分の探究テーマの問い」が1つ言語化されている
  • 英語外部試験を夏か秋に受ける予定が決まっている

詳細は総合型選抜はいつから?高2の月別ロードマップ参照。


9月〜10月:活動実績の積み上げ

タスク:

  • 志望分野に関連する課外活動を始める・または深める (経済系→ビジコン参加、法学系→ディベート、国際系→英語スピーチ等)
  • 英語外部試験(英検2級・TOEFL等)を受験する
  • 探究テーマの調査を深める(文献・アンケート・フィールドワーク等)

ポイント: 新しい活動を始めるより、既存の活動(部活・授業の探究学習)を深化させた方が、志望理由書の材料になりやすい。


11月〜12月:経験の「言語化」の練習

タスク:

  • これまでの経験をSTARフレームで書き出す練習 (S:状況/T:課題/A:行動/R:結果・学び)
  • 「なぜこの分野に興味を持ったか」を口頭で1分話せる状態を目指す
  • 志望校の絞り込み(3〜5校に)

1月〜3月(高2冬〜春休み):高3への先行スタート

タスク:

  • 高2学年末試験を頑張る(評定が高3の出願要件に関わる)
  • 一般入試との両立計画を立てる
  • 志望大学を3〜5校に絞り込む
  • 各大学の募集要項(2027年度版発表時に)を確認する
  • 志望理由書の初稿を書いてみる(完成度不問——書き出すことが目的)

この時期のゴール: 高3の4月から「書類作成の本格化」に入れる状態


高3 月別チェックリスト(4月〜11月)

4月:書類本格作成スタート

タスク:

  • 全志望校の募集要項を入手し、「提出書類一覧・字数制限・締切日」を一覧表に整理する
  • 志望理由書の本格的な第1稿を書く(600〜1200字)
  • 担任の先生に「総合型選抜を受けます」と報告・相談する
  • 推薦書が必要な大学の場合、今月中に担任への依頼を検討推薦書の頼み方参照)

評価ポイント: 4月の志望理由書の完成度は問わない。「書く → 読む → 修正する」サイクルを始めることが目的。

詳細は高3春〜初夏にやること参照。


5月:添削と志望校研究の深化

タスク:

  • 志望理由書を担任・塾・添削サービスで1回以上添削してもらう
  • オープンキャンパス(5〜6月開催分)の申込・参加
  • 志望学部の教員の研究テーマ・著書を調べる (志望理由書の固有名詞として使うため)
  • 活動報告書の素材を洗い出す(活動報告書の書き方参照)

OC参加の重要性: 「なぜこの大学か」という志望理由の核心は、OCで実際に見聞きした内容から生まれることが多い。5〜6月のOCに参加できれば、7〜8月の書類完成に十分間に合う。


6月:書類の仕上げ・面接準備開始

タスク:

  • 志望理由書を3稿以上繰り返し改訂する
  • 推薦書が必要な大学は6月中に依頼を完了(7月以降は先生が忙しく遅くなりやすい)
  • 面接練習を始める(まず一問一答の想定問答を作る)
  • 小論文が必要な大学は過去問を1本書いてみる

書類完成のタイムライン目安:

6月末  → 第3稿完成
7月中旬 → 第4稿(最終案)
8月初旬 → 最終確認・完成
9月1日〜 → 出願開始

7月〜8月:書類完成・面接本番準備

タスク(7月):

  • 志望理由書を最終稿に仕上げる
  • 模擬面接を担任・塾・家族に依頼し1回以上実施する
  • オープンキャンパス(現地参加)に参加し、感じたことをノートに記録する
  • 小論文・プレゼン等の選考がある大学は本番形式で練習する

タスク(8月):

  • 出願書類の全体を最終チェック(誤字・字数・様式)
  • 調査書の発行を学校事務に依頼(2〜3週間かかる場合あり)
  • 9月の出願日を確定し、郵送 or Web出願の準備をする
  • 一般入試の過去問演習を並行して開始する

詳細は高3夏休みにやること参照。


9月:出願(総合型選抜の本番開始)

タスク:

  • 9月1日以降、各大学の出願期間に合わせて書類を提出する
  • Web出願の場合:出願完了メール・受験票を確認・保存する
  • 郵送の場合:締切日の2〜3日前には発送完了させる
  • 一次選考(書類審査)の結果連絡を待つ間、面接準備を継続する
  • 共通テスト出願(国公立志望の場合)の確認

出願の注意点:

  • 出願期間の締切日ギリギリに提出すると、郵便事故・Web障害のリスクがある
  • 複数校に出願する場合、各校の出願期間が重なることがある——一覧表で管理する

10月:二次選考(面接・小論文・プレゼン)

タスク:

  • 一次選考(書類審査)通過の確認
  • 二次選考の日程・形式(個人面接 or GD or 小論文)を確認
  • 想定質問の模擬面接練習を週2〜3回実施する
  • 面接前日:志望理由書の内容を再度確認(面接での深掘りに備える)
  • 一般入試の学習継続(英語・国語・数学の過去問演習)

面接対策の焦点:


11月:合格発表・入学手続き or 一般入試へ

タスク:

  • 合格発表を確認(多くは11月1日〜12月初旬)
  • 合格の場合: 入学手続き期限を確認・必要書類を揃える
  • 不合格の場合: 一般入試の学習に完全切り替え(不合格後の対策参照)
  • 一般入試の受験校リストを最終確認
  • 共通テスト(国公立)の最終追い込み

詳細は高3秋にやること|出願後〜合格発表の完全ガイド参照。


一般入試との両立:2トラック並行タイムライン

総合型選抜と一般入試は「どちらかを選ぶ」ものではなく、時期によって比重を変えながら並行して進めるものです。

時期総合型選抜の比重一般入試の比重
高2準備・情報収集(低)基礎学力固め(高)
高3・4〜5月書類作成(中)基礎の仕上げ(中)
高3・6〜8月書類完成・面接準備(高)過去問演習を少しずつ(低)
高3・9月出願・一次選考(最高)英語・現代文の維持(低)
高3・10月二次選考準備(高)過去問演習再開(中)
高3・11月〜完了(合否確定)全力投球(最高)

両立成功のための3原則

原則①:高2〜高3春は「一般入試の基礎固め」を優先する

高2の間に英語・数学・国語の基礎を固めておくことは、総合型選抜の書類・面接でも(英語外部試験スコア・小論文力として)直接役立ちます。「総合型の準備のために一般入試の勉強を止める」必要は全くありません。

原則②:高3の9月〜10月(総合型の本番期間)は一般入試を「維持」する

総合型選抜の書類・面接準備に集中する時期でも、英語と現代文だけは毎日30〜60分継続します。この「維持学習」があるかどうかが、11月以降の一般入試への切り替えの速さを大きく左右します。

原則③:不合格を想定した「プランB」を高3夏に確定させておく

「もし総合型選抜が不合格だったら、どこを受けるか」の受験校リストを8月中に作っておきます。11月に不合格通知を受け取ってから「何を受けるか」を考えていては時間のロスです。


スタートが遅れた場合の緊急プラン

高3の4月から始める場合(最も多いケース)

遅くない。高3の4月スタートで十分間に合います。ただし「書類作成・面接準備・OC参加・英語外部試験」を5〜8月に集中させる必要があります。

4月:志望校確定・募集要項収集・推薦書依頼
5月:志望理由書第1稿・OC申込
6月:OC参加・書類2〜3稿
7月:書類完成・模擬面接
8月:仕上げ・出願準備
9月:出願

高3の7月から始める場合(ギリギリ)

厳しいが不可能ではない。以下の「最短ルート」で進めます:

7月第1週:志望校1〜2校に絞る・募集要項確認
7月第2週:志望理由書の初稿(600字程度の粗い状態でOK)
7月第3〜4週:OC参加 + 書類大幅改訂
8月:書類完成 + 面接練習集中
9月:出願

ただし注意: 英語外部試験のスコアが未取得の状態で7月から始める場合、スコア取得のための時間が取れません。英語外部試験を課している大学は選択肢から外れる可能性があります。


よくある質問

Q1. 一般入試を捨てて総合型選抜に専念すべきか?

捨てる必要はありません。総合型選抜の合格発表は11月1日以降。不合格でも一般入試(1〜2月)まで2〜3ヶ月あります。特に高3の6〜8月(書類作成期)でも英語と現代文の維持学習を続けることで、切り替えた際のロスを最小化できます。

Q2. オープンキャンパスに行けない場合はどうするか?

オンラインOC・大学のYouTube公開授業・大学教員へのメール相談が代替手段になります。対面OCに行けなかったことを理由に不合格になるケースはほとんどありませんが、「なぜこの大学か」という差別化理由を作るための情報収集は別の方法で行う必要があります。

Q3. 複数校に出願する場合、選考が重なったらどうする?

総合型選抜の二次選考(面接等)は10〜11月に集中します。出願前に「二次選考の日程」を複数校分比較し、重複していないかを確認してください。重複した場合は日程変更を大学に相談するか、優先度の低い方の出願を取り下げます。

Q4. 高3になってから総合型選抜を知った場合、今年は諦めるべきか?

高3の4月〜5月に知った場合は今年の受験に間に合います。活動実績・英語スコアが一定程度揃っているなら、5〜8月の4ヶ月で書類を完成させることは可能です。高3の6月以降に知った場合は状況によります——高3夏スタートでも間に合う?で詳しく解説しています。

Q5. 保護者として何をすべきか?

① 書類の誤字・表現の確認(第三者の目として)、② 模擬面接の練習相手(質問を投げかける)、③ スケジュール管理のサポート(締切カレンダーを一緒に作る)——これらが最も役立つサポートです。「内容への過度な介入」は受験生本人の志望動機の自然さを損なうため注意が必要です。


まとめ:今月何をすべきか

総合型選抜の準備で最も重要なのは「今月のタスクが明確かどうか」です。

  • 高2の今: 評定維持・志望分野の読書・英語外部試験の計画・OCへの参加
  • 高3の春(4〜5月): 書類着手・推薦書依頼・OC申込
  • 高3の夏(6〜8月): 書類完成・面接準備
  • 高3の秋(9〜10月): 出願・二次選考本番

各月の詳細タスクは以下の記事で確認してください:


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本記事の情報は2026年5月時点のものです。各大学の選抜日程・要件は年度ごとに変更される場合があります。最新情報は各大学の公式サイト・募集要項をご確認ください。

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