立教経営学部 志望理由|推薦と2学科別例文
立教経営学部の志望理由|推薦と2学科別例文
立教大学経営学部は2学科構成(経営学科・国際経営学科)です。国際経営学科は英語で経営を学ぶ学科で、外国人留学生も多く在籍する国際的な環境が特徴です。
「経営に興味がある」という動機では評価されません。また**「経済学部の経営学科」(経済学的手法で企業行動を分析)との違い**を理解したうえで、「経営学部の経営学科(経営の理論と実践)」または「国際経営学科(英語×国際ビジネス)」を選ぶ根拠を示すことが必須です。
この記事の結論
- 立教経営学部の核心は「2学科選択の根拠+経営の問い+立教の建学精神との接続」
- 国際経営学科:英語×国際ビジネスの問いを持つ受験生の差別化軸
- 経済学部の経営学科(経済学的分析)と経営学部の経営学科(経営実践・戦略)は別物
- 「ビジネスに興味がある」「経営者になりたい」だけでは落ちる
目次
2学科の特徴と選び方
| 学科 | 学びの中心 | 向いている受験生 |
|---|---|---|
| 経営学科 | 経営戦略・組織論・マーケティング・アントレプレナーシップ | 企業経営の問いを日本語環境で研究したい |
| 国際経営学科 | 国際経営・グローバル戦略・英語での経営学習 | 英語×国際ビジネスの問いを持つ。外国人学生との協働を重視 |
指定校推薦の選考内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出願書類 | 志望理由書・調査書・推薦書 |
| 選考 | 書類審査+面接(国際経営学科は英語面接含む場合あり) |
| 評定目安 | 3.8〜4.0程度 |
| 面接頻出 | 「なぜ経営学を学びたいのか」「経営学科と国際経営学科のどちらを選んだ理由」「立教経営学部の特徴をどう認識しているか」 |
面接対策のポイント:面接では「なぜ明治経営や慶應商ではなく立教経営学部か」という比較質問が出ます。「国際経営学科(英語で経営を学ぶ)」または「経営学部として経済学部経営学科との違い」を軸に、立教を選ぶ理由を整理してください。
2学科別志望理由と例文
経営学科向け
例文を見る(Before → After)
Before例(約80字)
経営学に興味があります。将来はビジネスの世界でグローバルに活躍したいと思い、立教大学経営学部を志望しました。
なぜダメか:「経営に興味がある」「グローバルに活躍したい」は多くの経営・商学部で書ける内容。立教経営の研究テーマと学科選択根拠がない。
After例(改善版・約240字)
「なぜ老舗の日本企業がブランドを守りながら新規事業に参入すると失敗しやすいのか」——高校の探究活動で老舗企業のDX失敗事例を研究した際に持った問いです。コア・コンピタンスの呪縛と組織文化の固着を、経営戦略論×組織行動論の視点から分析したいと考えています。
立教大学経営学部経営学科では「経営戦略論」「組織行動論」「アントレプレナーシップ論」を通じてこの問いを深め、3年次から組織変革を専門とするゼミへの参加を計画しています。立教の「奉仕と共生」精神を「社会のために機能し続ける組織を設計する」という視点で研究に活かしたいと思います。将来は経営コンサルタントとして組織変革支援に携わることを目指します。
国際経営学科向け
例文を見る(Before → After)
Before例(約80字)
英語が得意で、国際的なビジネスに関心があります。英語で経営を学べる国際経営学科を志望しました。
なぜダメか:「英語が得意」「英語で経営を学びたい」は条件の表明のみ。「英語で学ぶことで何の経営問題を研究できるのか」という問いがない。
After例(改善版・約240字)
「日本のスタートアップはなぜ東南アジア市場への展開でグローバル大手に競り負けることが多いのか」——ビジネスコンテストで越境展開を研究した際に持った問いです。市場適応戦略とローカルネットワーク構築の差が根本要因という仮説を英語でのケース研究から検証したいと考えています。
立教大学経営学部国際経営学科では英語で「国際経営論」「グローバル戦略論」を学び、多国籍の学生と協働するプロジェクト型学習でこの問いを実践的に研究する計画です。将来はグローバルスタートアップの事業開発担当として、アジア市場への展開に携わることを目指します。
よくある失敗パターン
パターン1:経済学部の経営学科と混同する → 「経済学部の経営学科」は経済学的手法で企業行動を分析、「経営学部の経営学科」は経営の理論と実践が中心。志望理由書で両者を混同すると審査官に「学部を理解していない」と見られる。
パターン2:国際経営学科を「英語が得意だから」で選ぶ → 英語力は前提。「英語×国際ビジネスの研究でなければ答えられない問い」を示すことが必要。
パターン3:「ビジネスに興味がある」「経営者になりたい」で終わる → 2学科のどちらかを選び、「その学科でなければ実現できない問いと研究計画」を示す。
パターン4:経営学部と経済学部の違いを説明できない → 立教大学には経営学部と経済学部(内に経営学科あり)が別々に存在する。「なぜ経営学部を選んだか(経済学部経営学科ではなく)」を面接で即答できるよう準備する。
パターン5:国際経営学科志望なのに英語力への言及がない → 国際経営学科は英語を主言語とする学科。英語力の証明(スコア・英語活動実績)と「英語で経営を学ぶ必然性がある問い」を志望理由書に必ず示す。
セルフチェックリスト
| # | チェック項目 |
|---|---|
| 1 | 志望学科(経営学科 or 国際経営学科)が明示されているか |
| 2 | 「経済学部の経営学科」との違いを理解して書かれているか |
| 3 | 経営・組織・国際ビジネスの「問い」が問いの形で書かれているか |
| 4 | 国際経営学科志望者:「英語が得意だから」だけで終わっていないか |
| 5 | 立教の建学精神との接続があるか |
| 6 | 立教経営学部固有の科目・ゼミへの言及があるか |
| 7 | 将来像が職業名+研究・業務まで書かれているか |
| 8 | 「ビジネスに興味がある」で終わっていないか |
| 9 | 「なぜ立教経営学部か」の答えがあるか |
| 10 | 立教大学経営学部APを読み、応答しているか |
推薦・総合型選抜 志望理由書の準備スケジュール
| 時期 | 取り組むこと |
|---|---|
| 出願4ヶ月前 | APを読む・志望学科の研究内容・科目を調べる・問いの芽を見つける |
| 出願3ヶ月前 | 志望理由書の骨子を作成(問い→経験→研究計画→将来像の4要素) |
| 出願2ヶ月前 | 第1稿を完成・信頼できる教員や添削サービスでフィードバックを受ける |
| 出願1ヶ月前 | 志望理由書を最終化・面接練習開始(問いを30秒で口頭説明できるか) |
| 出願2週間前 | 全書類の最終確認・提出書類のコピー保管・字数・誤字脱字のチェック |
志望理由書に必ず入れる4つの要素
1. 問い:「なぜ○○なのか」という形の学術的な問い。動機の表明(「○○に興味がある」)ではなく問いの形で書く。
2. 経験:その問いを持つようになった高校時代の体験・活動・出来事。「経験→問い」の論理的な接続が重要。
3. 研究計画:その学部・学科の固有の科目・ゼミ・環境を使って問いをどう研究するか。固有名詞(科目名・ゼミ名)を最低2つ入れる。
4. 将来像:職業名だけでなく「その職種で何の問題に取り組むか」まで書く。「弁護士になりたい」ではなく「○○分野の弁護士として○○問題に取り組みたい」。
よくある質問
Q1: 立教経営学部と明治経営学部・慶應商学部、志望理由書はどう変わるか 明治経営学部は公共経営学科(NPO・行政経営)が固有の差別化軸。慶應商学部は論文テスト×ゼミ体制。立教経営学部は国際経営学科(英語で経営を学ぶ)と「奉仕と共生」の建学精神が書き分けポイントです。「英語で経営を学びたい」という軸は立教経営の国際経営学科に特有の志望理由になります。
Q2: 国際経営学科では日本語の授業はないか 国際経営学科は英語での授業が中心ですが、日本語の授業も一部あります。「英語で経営学を体系的に学ぶ環境」が最大の特徴です。英語力を高める目的ではなく、「英語で学ぶことで国際的な経営事例・文献にアクセスし、研究の視野を広げる」という視点で志望理由に組み込むことが重要です。
Q3: 経営学科と国際経営学科、どちらを選ぶべきか 「国内外の企業経営を日本語・英語で幅広く学びたい」→経営学科、「英語を主言語として国際経営・グローバルビジネスを研究したい」→国際経営学科、が基本の判断軸です。国際経営学科は英語力への自信と「英語で経営を研究する必然性がある問い」が必要です。
立教経営学部の志望理由と建学精神の接続方法
立教大学の建学精神(キリスト教精神に基づく「奉仕」と「共生」)は、「なぜ立教経営学部か」を答える核心的な軸です。ただし「建学精神に共感しました」の一文だけでは評価されません。自分の研究テーマ・問い・将来像と具体的にどう繋がるかを示すことが重要です。
3つの接続パターン
パターン1(研究テーマ×共生型) 「私が研究したい問いは、社会的に弱い立場に置かれた人々が制度や社会から排除されるメカニズムを解明することです。立教の『共生』の精神——異なる背景を持つ人々が共に生きる社会をつくる——が私の研究の方向性と一致しています。」
パターン2(奉仕×キャリア型) 「将来、○○分野で○○として働く目標は、利益追求ではなく社会への貢献(奉仕)を軸にしたキャリア観に基づいています。この価値観を形成・強化できる環境として、立教の建学精神が息づく経営学部を選びました。」
パターン3(知的探究×共生型) 「私が研究したい問いは、異なる文化・立場・価値観を持つ人々がどのように理解し合えるかという問いです。立教の『共生』の精神と、多様な背景を持つ学生が共に学ぶキャンパス環境が、この問いを深めるうえで最も適した学習環境だと考えています。」
立教全体の入試戦略は立教大学 志望理由ガイド、志望理由書の書き方 完全ガイドも参照。
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本記事の情報は2026年5月時点のものです。必ず立教大学経営学部公式サイトの最新募集要項をご確認ください。
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